スーパー台風22号の接近で香港・マカオが厳重警戒

更新日:2018年09月13日
LINEで送る
Pocket

台風警戒

9月16日(日)に接近予定のスーパー台風22号の影響で、香港・マカオでは飲料水や食料品の買い占めや品切れが確認されており、キャセイパシフィック航空などの航空3社は16日(日)~18日(火)に香港着予定の航空チケットの「再予約、経路変更、払い戻し」などを無料で受付けています。香港政府も12日、スーパー台風接近に備えた緊急会議を開いています。

今回のように航空会社や香港政府が事前の対策をおこなうケースは珍しいため、非常に警戒レベルが高いということがうかがえます。香港政府は、最新の台風情報をもとに再度14日(金)に会議を開催すると発表。引き続き、政府や交通機関からの発表に注意が必要です。

現在発達中の台風は、15日(土)の夜8時に香港の600km圏内に突入、16日(日)の夕方には100km圏内となり最も接近するだろうと香港メディアは伝えています。また、台風の最高レベルの警報となるシグナル10が発令される可能性があり、香港の街中で袖看板や窓などの落下の危険性があります。

なお、香港の台風警報は「シグナル1・3・8・9・10」でレベルを表し、数字が大きくなるほど風速が強くなります。シグナル8以上が発令すると、ほとんどの会社や店舗がお休みとなります。また、大雨警報は「黄(1時間30mm以上)、赤(1時間50mm以上)、黒(1時間70mm以上)」で降水量の多さを表しますのでご参考ください。

香港に訪問予定の方や、お住いの方々は天気予報や交通機関情報などを定期的に確認し、台風接近中の不要不急の外出は控えることをおすすめします。