マカオ大橋のオープンに向けバス運転手訓練が完了

更新日:2018年06月15日
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マカオ大橋

香港国際空港から中国珠海とマカオを結ぶ海上橋「港珠澳大橋」の年内オープンに向け、マカオ行きの大橋を走るバスを運営するために設立された新会社One Busが「観塘→ベネチアン・マカオ(105分)」、「紅磡→ベネチアン・マカオ(90分)」のルートを対応する運転手の訓練を実施しました。

One Busは「観塘とベネチアン・マカオ」、「紅磡とベネチアン・マカオ」を毎日19往復する予定で、運転手27名の訓練を完了しているようです。日中は1時間おきに運行し運賃170香港ドル、夜間は90分おきに運行し運賃190香港ドルで、無料Wi-fiやUSB充電が利用可能な定員53人の大型バスを採用する見込みです。

現状では、観塘や紅磡からベネチアン・マカオまで移動するには香港・マカオ間の約1時間のフェリー乗船に加えて電車やバスなども利用する必要があるため、港珠澳大橋が開通しバス一本で人気スポットまで移動できるようになるのはとても魅力的です。

なお、バス会社が運転手の訓練を進める一方、香港政府は港珠澳大橋のレスキュー隊員100名の訓練を実施。香港・中国本土・マカオの3つの管轄地域にまたがる救助サービスを24時間体制で提供する体制が整えられているようです。