2年振りとなる霜凍警告 今週は少しずつ気温上昇
更新日:2018年02月05日
香港で2年振りとなる霜凍警告(霜発生に注意を促す警報)が2月3日(土)、4日(日)、5日(月)と3日連続して新界エリアで発令されています。一週間前から冬の季節風の影響で気温が10度前後の寒く乾燥した日が続いている香港ですが、2月8日(木)には最高気温が17度となり、その後少しずつ暖かくなると香港天文台は予測しています。
香港では霜の発生は珍しいため、霜凍警告が前回発生した2016年2月7日には霜を見るため香港最高峰の山である大帽山を登る市民が多く見られましたが、約100名が遭難し大規模な救助活動がおこなわれる騒ぎとなりました。今回も大帽山を登る市民が現れたとのことですが、気温が1.4度まで下がったにも関わらず霜は発生しなかったようです。一方、上水(ションソイ)の農村部では実際に霜の発生が確認されたとのこと。
また、香港天文台は、台湾付近で2月4日(日)に発生したマグニチュード6の地震の影響で、香港でも数名が数秒の揺れを感じたと通報があったことを発表しています。香港では地震がほとんどないと考えられているため、少しの揺れでも騒ぎとなることがあります。
まだ数日は冷え込みますので、体調管理には十分ご注意ください。2月16日(金)から19日(月)の旧正月連休にはさらに暖かい気候が訪れると期待されているようで