香港内の3割のモバイルバッテリーが危険 SONYは安全と公表
更新日:2017年09月15日
香港内で流通するモバイルバッテリーの3割が国際安全基準を満たしておらず、発火や爆発事故の苦情が相次いでいると香港のニュースで大きく取り上げられています。また、香港の消費者委員会はSONYを含む4つのモバイルバッテリーは優良であるとも公表しています。
今回、検査の対象となったのは79香港ドルから500香港ドルで販売されている30種類のモバイルバッテリーで、検査の結果、9種類のモバイルバッテリーに「熱への耐久性が低く燃えやすい。電池容量がパッケージの記載よりも低い。100回程度の使用で膨張する。ショートが起こると発火の恐れがある。」などの問題や危険性を検出したと消費者委員会が発表をしました。
今回の検査結果を受けて香港消費者委員会は、香港政府への早急な規制強化を訴えかけ、消費者に対しては「高温の場所で使用しない。充電器をつなげたまま長時間放置しない。」などの注意を呼びかけています。
なお、消費者委員会が優良であると公表した4つのモバイルバッテリーは以下となります。
1.SONY(ソニー) 「CP-R10 3.7V 10000mAh」2.SAMSUNG(サムスン) 「EB-PA710 3.7V 10200mAh」
3.小米(シャオミ) 「Mi PLM01ZM 3.85V 10000mAh」
4.Mophie(モーフィー) 「PWRSTION-6.2K 3.8V 6040mAh」