インフルエンザが大流行 1週間で死亡者18名

更新日:2017年07月06日
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インフルエンザ

現在、香港内でインフルエンザが大流行しています。香港衛生署の発表によると6月29日~7月4日の約1週間でインフルエンザによる死亡者が18名。香港医院管理局は、インフルエンザ流行期の今年3月のと患者数が同水準に達していると発表しました。

香港でインフルエンザが流行するのは、通常1~3月及び7~8月ですが、今年は5月頃からインフルエンザが流行しており、ここ2ヵ月の間ですでに118名が死亡しています。 今週は、11校の学校及び9ヵ所の老人ホームなどで大流行しているとも報道されており、まだ収まる様子は見られていません。

インフルエンザ患者数が増加している理由として「6月は例年より雨が多く、ウィルスが空気中にとどまれる時間が長くなったため」と香港の医師は解説しています。先月6月の雨量が非常に多かったとの報道もありましたが、雨の多い日が続いているため引き続き注意が必要です。

現在流行しているのはインフルエンザは、感染力が強いA型で潜伏期間は1~2日とされています。高熱に伴う悪寒や関節痛が発生した場合、インフルエンザの可能性が高いため、すぐに病院に行かれることをお勧めします。