葵涌にイタリア発のアウトレットがオープン

18日、葵興（クワイヒン）駅近くの商業ビル「KC100内」に、イタリアRDM社のアウトレットモール「Florentia Village（フロレンティア・ビレッジ／佛羅倫薩小鎮）」がオープンしました。最大7割引の商品を求めて初日から4,000人が来場、うち7割は中国人旅行者であったと各メディアが伝えています。

Florentia Villageではプラダやベルサーチ、サルバトーレ・フェラガモなどの高級ブランドに加え、香港初のアウトレット出店としてリンクス・オブ・ロンドン、ベルサーチ、ケンゾーなどが出店。2016年に発売された商品もずらりと並んでいるようです。

Florentia Villageを運営するRDMアジアは、2011年から2015年にかけて中国の三都市で大型アウトレットをオープンし、大きな成功をおさめています。中国ではイタリアの町並みを意識した敷地デザインで成功していますが、香港では通常の商業ビルでの店舗となりました。

香港では最近、中国からの観光客数の減少が顕著になっていますが、RDMアジアは2017年度の来場者数を50万人と高く見積もっています。来場者の内訳については、中国人50％、香港人25％で、残りの25％は旅行者と香港在住の外国人を見込んでいるとのこと。中心地からは少し離れますが、アクセスは空港からも便利なので、訪れてみてはいかがでしょうか。