訪日客急増により日本領事館がビザセンターを新設
更新日:2016年12月02日
日本で働きたい!長期滞在したい!という香港人や外国人訪日客の急増に伴い、在香港日本国総領事館はサービス向上のために、12月9日からビザ発行業務を専門的に扱う「Japan Visa Application Centre(日本査証申請センター)」を北角に開設すると発表しました。
香港人が香港パスポートで日本に滞在できる上限日数は90日ですが、それ以上の滞在や就業や就学をおこなうためにはビザ取得が必要であり、在香港日本国総領事館での年間ビザ取得者数は、「2013年 13,609人」、「2014年 16,959人」、「2015年 24,345人」と毎年増加してるのが現状です。また、香港からの旅行客においても、「10年前(2005年) 298,810人」、「2013年 745,881人」、「2014年 925,975人」、「2015年 1,524,292人」と毎年増加しており、日本人気が顕著に表れています。
在香港日本国総領事館では、香港人だけでなく、香港で暮らしている多くの中国人や外国人のビザ手続きも受付けていることから「Japan Visa Application Centre」の開設により、サービスの向上が期待できそうです。
なお、「Japan Visa Application Centre」の運営を支えるのは、スイスに本社を置く「VFS Global」という民間企業になるようです。