珍事件 盗難バスでなりきり運転手が逮捕
更新日:2016年11月17日
昨日の深夜、バスターミナルからミニバスを盗難し、運転手になりきり乗客を運び、約100香港ドルを稼いでバスターミナルに戻ってきた香港人男性(34歳)が、現行犯で逮捕されるという珍事件が発生しました。
午前0:50頃、小西湾のバスターミナルで運転手が夜食を取っている間にミニバスの盗難が発生。犯人は、中環(セントラル)や西環(サイワン)行きのルートで乗客を運び、「オクトパス(日本でいうSuica)のリーダーが故障中」ということにして運賃を現金で受け取り、午前3:30頃に小西湾のバスターミナルにミニバスを返却しに来たところを取り押さえられました。
犯人は「ミニバスの運転の練習がしたかった」と言い訳したとのことですが、盗難にあった運転手は「もし事故を起こして死亡者が出たら誰が責任を取るんだ!」と怒りを露わにしていました。
実はこの犯人、約1年前にアルバイトでミニバス運転手をしていたことがあるのですが、運転が荒く評判が悪かったうえ、個人的に彼女をミニバスに乗せて太古(タイクー)まで行ったという話が上司の耳に入り、5日間で解雇されていたようです。