香港空港が約2,500便の運航を取り消し

更新日:2016年09月19日
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運行取消 香港空港

香港国際空港は10月30日から11月26日までの期間、航空管制システムの入れ替え実施のため、約2,500便の運航を取り消しとしました。運航の取り消しは前もって行われましたので、チケット購入者には影響はないことと思われます。

運航の取り消しが最も多いのはキャセイパシフィックとドラゴンエアーであり、香港エクスプレスや香港航空などは若干の削減となるそうです。中国本土、日本、シンガポール、台湾、韓国を行き来する人気便も大幅削減となっていますので、出張などで飛行機を利用される方は一度ご確認ください。

香港空港の管制システムは2012年に時代遅れのシステムであると指摘され、2014年より新システムのテスト導入をスタートしましたが、航空機の行方を10秒間見失ったり、管制官との応答ができなくなったりといった不具合が報告されたため、システム交換が見送られておりました。その後、これらの問題点に対する改善がおこなわれ、空港関連当局が安全を確認したことから今回の航空管制システムの入れ替え実施が決定されたようです。

新システムの導入により、モニター可能な航空機数が増え、一日の運航便数を大幅に増やすことが可能となるようです。