香港ショッピングモールのクーラー事情

香港の環境保護団体「Green Sense」が、複数のショッピングモールを対象にクーラーの設定温度調査を実施し、平均設定温度が22.8度であったことを発表しました。（日本の夏のショッピングモールの設定温度は28度とのこと）

多くの外国人からは「室内が寒すぎる！」と言われている香港ですが、Green Senseは温度設定調査と合わせて486人の香港人を対象としてショッピングモール内の気温についてのアンケートを実施し、「60％が快適、40％が寒いが不快ではない」と回答していたことも発表しました。

香港では6月～9月の期間、クーラーの設定温度を24度から26度とすべきとの環境局が導入した基準がありますが、実際に基準を守っているショッピングモールは中環のランドマークのみであり、Green Senseは環境保護や省エネの観点からも、この基準は満たすべきだと訴えており、更に温度設定を上げる事で消費者の購買意欲もアップすると主張しているようです。

環境への配慮も合わせて、もう少し高めの温度で設定されると嬉しいですね。