ブルース・リーショップが家賃上昇で閉店
更新日:2016年09月06日
ブルース・リーの実弟であるロバート・リーが名誉会長を務めている「ブルース・リークラブ(李小龍會)」の店舗が賃料値上げをきっかけに一昨日閉店となりました。
油麻地(ヤウマーテイ)という地域に15年間店舗を構え、ブルース・リーの貴重な展示品や、コレクターグッズなどが購入できる貴重な店舗であったため、多くのファンから悲しみの声が上がっています。
ブルース・リークラブの会長やファンは、「香港文化にとって重要な人物であるブルース・リーの歴史を伝える数少ない場であるのに、香港政府の支援を得られなかったのは非常に残念。」と発言しており、最近の映画やドラマでブルース・リー役を演じることが多い俳優のダニー・チャンは、「最近の若い香港人はブルース・リーのことをよく知らない人が多く、ブルース・リーについて知ることのできる場所が閉鎖するのは悲しい。」と語っています。
なお、ブルース・リークラブの閉店前日に、オークションにてミニチュア像やTシャツ、写真、ポスターなどのコレクターズアイテムが販売され、一日で約14万香港ドル(約190万円)を売上げましたが、退去費用やスタッフの退職金に充てられるようです。