香港人男女の平均寿命、日本を抜いて世界一に!
更新日:2016年07月29日
日本の厚生労働省が発表した2015年の平均寿命のデータによると、平均寿命の世界一は男女ともに香港人がトップとなり、残念ながら、これまで世界一を誇っていた日本人女性は2位に転落、世界一の座を香港人女性に譲ることになりました。
女性の平均寿命は、1位の香港人女性は87.32歳、2位の日本人女性は87.05歳、3位のスペイン人女性は85.58歳となっており、男性の平均寿命は、1位の香港人男性は81.24歳、同率2位のアイスランド人とスイス人男性は81.00歳、4位の日本人男性は80.79歳となりました。
香港メディアでは長寿の要因として、香港人はちょっとした体調不良でも漢方医や病院を訪れケアしていること、香港の医療システムも改善しており、加えて病院が費用面で低所得者でも利用しやすくなっていることなどを挙げています。
香港BSの感想ですが、香港は郊外と言っても日本に比べれば都会であるため、普段から良い意味での刺激があることが長生きにつながっているのではと考えています。また、香港ではお年寄りを大事にする文化が日本以上に深く根付いており、お年寄りに席をゆずる、乱暴な態度はとらない等が徹底されているので、香港ではお年寄りの権限が日本以上に強く、性格的に強いお年寄りが多くいる気がするのですが、これも長生きの秘訣なのかもしれません。
香港人は日本のことを「空気も水も綺麗で、食べ物も安全でとても美味しい」と高く評価していますが、長寿の秘訣はそれだけが要因ではないようですね。