フィットネスクラブでの人種差別や嫌がらせ行為に裁判
更新日:2016年05月11日
香港カリフォルニアフィットネスの従業員2名が、入会者のアフリカ系男性に人種差別発言を繰り返していたところを別の入会者(香港人)が注意をしたところ、今度は注意をした香港人男性が従業員に嫌がらせを受けるという事案があり、一昨日裁判がおこなわれました。
カリフォルニアフィットネスは、威圧的に強制契約をさせたり、自閉症患者に高額パッケージを売りつけたりと度々問題となっているスポーツジムですが、今回の問題は特に陰湿とみられており、香港人男性をカエルに似ていると馬鹿にしたり、暴力により背中を傷つけたり、体をビデオ撮影したりなどと悪質な嫌がらせが続けられていました。
香港人男性は、自分が嫌がらせや暴力を受けたことに対する賠償請求に加えて、これまでジム従業員から差別行為を受けていたアフリカ系男性のためにも「人種差別禁止条例」に基づく訴えを起こしています。
裁判は来月にも続けられ判決が気になりますが、実際に今回のような差別行為がおこなわれているとすれば非常に悲しいことだと思います。