香港セブンイレブン殺人事件で募金160万香港ドル
更新日:2016年03月21日
3月8日、香港の油麻地(ヤウマーテイ)のセブンイレブンで万引きを注意した店長がナイフで刺され、血まみれの写真が各メディアで流れ衝撃を呼びました。事件の1週間後に病院内で死亡が確認され、店長は1ヶ月前に産まれたばかりの子供を残し亡くなりました。
これらの状況を知った多くの人々が、残された家族のためにできる事を考え、事件現場の油麻地(ヤウマーテイ)のセブンイレブンで募金をはじめ、本日までで160万香港ドル(約2,300万円)が集まったようです。
亡くなった店長の妻は募金が集まっていることに関して「香港の人々は本当に温かく、多くの愛を感じています。」と感謝を表現。募金は3月24日(木)の夜まで、MTR油麻地A1出口のすぐ前の碧街(ピットストリート)のセブンイレブンで受け付けられています。
犯人はベトナム系カナダ国籍の32歳で、セブンイレブン内で購入前のポテトチップスを食べているところを店長に注意され逆上、ナイフを振り回し、店長を殺害してしまいました。犯人は殺人罪と窃盗罪で裁判にかけられる予定です。