やっちゃダメ、旧正月期間のタブー
更新日:2016年02月04日
香港は2016年2月8日(月)から10日(水)まで旧正月で連休となります。香港では旧正月期間にやってはいけない習わしがありますので、皆さまにご紹介します。
1.髪の毛を切ってはいけない散髪は幸運を切り落とすとされています。また、家の中にあるハサミをはじめ、尖ったものは片づけなくてはいけません。
2.お風呂(シャワー)で髪の毛を洗ってはいけない散髪と同様に、幸運を洗い流してしまうとされています。
3.本を買ってはいけない広東語で本を発音すると「しゅー」。負けるという単語の音と非常に似ているため。
4.靴を買ってはいけない広東語で靴を発音すると「はいー」。香港人がため息をつくときの音と同じであるため。
5.泣いてはいけない元日に泣くと、1年間泣いて過ごすと言われています。子供の行儀が悪くても最小の注意にし、大目にみる慣習があります。
6.借金は返さなくてはいけない元日に借金があると、借金で終わる1年になると考えられています。物を借りるのもNG、ライターの火を借りることも良くないとされています。
7.縁起の悪い話をしてはいけない誰かの死や幽霊の話をするのはタブー。汚い言葉を使うのも良くないとされています。
8.掃除やゴミ捨てをしてはいけない日本の風習と同じく、掃除により幸運も捨てるとされています。旧正月前に大掃除をし掃除用具は片づけましょう。
反対に、縁起が良いとされているのは、窓を開けて幸運を呼び込むこと、赤い服を着ること、赤い下着を着ればさらにポイントアップだそうです。
ネット上では旧正月のタブーに関して他にも噂が飛び回っていますが、今回はHelpers for Domestic Helpersという団体が香港の家庭で働くヘルパー向けに発表している旧正月中の慣習を参考にしました。
他にも縁起の良いこと、悪いことをご存知の方がいれば、ぜひコメントをください!