香港人口分布、10年後は新界がメイン
更新日:2015年12月18日
香港政府企画署(Planning Department)が、2014年~2024年の10年間における香港の人口分布予想を発表しました。香港島エリアの人口減少に対し、新界(ニューテリトリー)エリアの人口が増加。将来は人口の約55%が新界エリアに居住する見通しとしています。
2015年現在の香港総人口は約730万人ですが、2024年には776万人へと増加。776万人のうち、新界エリアは約420万人(現在:374万人)、九龍エリアは約233万人(現在:220万人)となり、香港島エリアは約119万人(現在:127万人)と減少すると予想されています。
また、年齢が比較的若い層(約40歳まで)は「大埔区(タイポー)、西貢区(サイクン)、離島区」に集まるとみられており、年齢が高い層は「黄大仙区、葵青区(葵涌・青衣)、東区(北角、クォーリーベイから柴湾)」になると発表しています。
新界エリアは10年ほど前から都市開発が始まっており、多くの居住区・ショッピングモールが建設されています。ビジネス進出においても、新界エリアに新たなチャンスが増えることが期待できます!