日本軍の不発弾が香港で見つかり爆破処理
更新日:2015年10月07日
昨晩、香港島西部のクイーンマリー病院敷地内の工事現場で、第二次世界大戦中に日本軍が発射したと思われる爆弾が発見されました。半径100m以内にある病院スタッフや付近の住民、合わせて500人以上が一時避難、爆弾は爆破処理されました。
発見された爆弾は1発、大きさは長さ約60㎝、直径約15㎝のようです。これは1941年に日本軍がイギリス軍との戦いの際に九龍(カオルーン)サイドから香港島に向けて発射したものであろうと推測されています。
爆弾の状況から判断し、その場で爆破処理することが決定。爆弾の外殻が分厚くしっかりしていたため、2度に渡る爆破で処理されました。
爆破処理では付近の道路まで破片が飛ぶなど危険な場面もあったようですが、適切に避難が行われたため怪我などはなく、幸いにも救急・入院病棟などは少し離れた場所にあったため影響はなかったようです。