香港ディズニーランド、来園者減少に悩む
更新日:2015年09月11日
2005年9月12日に開園し、明日に10周年を迎える香港ディズニーランドですが、前年と比べて7月の来園者数は8.4%低下、グッズなどの6ヶ月間の売上も低下しており、その業績に悩まされています。。
2014年度のデータによると、香港ディズニーランドへの来園者の48%は中国大陸人、32%が香港人、残りの20%がその他の外国人となっています。しかし、香港の物価高や為替の影響により外国人来園者が減少していることに加え、中国経済悪化と上海ディズニーランドのオープンが間近であることから、更に香港ディズニーランドへの来園者が減少するであろうと見られています。
これに対して香港ディズニーランドの管理者であるKam氏は、「2016年にはアイアンマンのアトラクション、2017年にはディズニー探検家ロッジという豪華ホテル(750部屋)を新設する予定であり、ディズニー映画においては2015年12月にスターウォーズ、2017年にはトイ・ストーリー4が公開されるなど無限大の創造ができる。」とした上で、「2011年に計画した来場者数2倍計画は、中国本土に加え東南アジアの国々をターゲットとすれば達成可能である」と前向きな発言をおこないました。
現時点では他国のテーマパークにと比較すると、混み合っていない印象の香港ディズニーランドですが、今後の拡大を楽しみにしたいと思います。