香港人よりも中国人を求める香港企業が増加?
更新日:2015年09月10日
香港の人材会社や有識者の間で、香港人材について議論が交わされ香港人は「仕事にやる気がなく、学ぶ姿勢が見られず、難題に挑戦したがらず、問題解決能力やスキルも不足している」と結論付けられたとのこと。
香港中文大学経営学部のLee教師によると、多くの香港人新卒者は勤務姿勢や仕事能力が平均以下であり、多くの香港企業が中国本土の大卒者を採用したがっていると述べました。勤務態度の悪化原因は香港の物価を考慮していない給料の低さにあると指摘。仕事能力については、10年前の香港人は仕事を通じて多くを学び・競争し、120%の能力を発揮しようと努力していたが、現代の若者は80%程度の能力で、給料に見合う働きをすれば合格点だとの感覚で働いているとコメントをしました。Lee教師以外では、冗談も交えながら、香港企業では常識の範囲内で真面目に仕事をすれば簡単に昇進できる。と答えた有識者もいたようです。
こられの有識者のコメントに対して、私は少しでも給料が上がるように一生懸命働いている!極端な例ばかり紹介しないでほしい!と反論した社会人1年目の新卒者もいたようです。
雇用主と雇用者の溝が、時間をかけながら埋まっていくことを香港BSでは期待しています。