龍角散のど飴の問題に決着

更新日:2015年05月25日
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2014年3月、龍角散のど飴に漢方成分が含まれているとして漢方薬登録および回収命令をおこなった香港衛生署と、化学的根拠が全くないとして香港高等裁判所へ不服を申し立てをおこなっていた販売代理店側との決着がようやく着きました。‏‏

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香港高等裁判所は2015年5月21日、販売代理店側が主張していた「科学的な検査も行わず、回収命令を出すのは不当である」とする訴えを全面的に認め、「香港衛生署がおこなった回収命令は妥当ではない」との判決を下しました。‏‏

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香港では、食品等の安全基準が高い国で生産されている商品であれば比較的容易に輸入することが可能ですが、龍角散のど飴のように薬事法に抵触する可能性が考えられる商品の場合は香港衛生署からの指導が入る恐れがあります。後のリスク低減のために商品輸入時には香港衛生署への事前確認をおすすめします。必要に応じて当社の香港での市場調査や企業情報リサーチについてのページもご覧ください。‏‏

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なお、今回の龍角散のど飴については商品輸入時に香港衛生署への事前確認をしていたのかは明らかになっておりません。‏‏