香港版花やしき「荔園遊樂場」が復活!
更新日:2015年05月20日
香港版浅草花やしきともいえる荔園遊樂場(以下:荔園)が、6月末から中環(セントラル)に現れます。1997年3月に惜しまれつつ閉園した荔園、今回は18年ぶりの復活となります。(U Magazine)
荔園は1949年に荔枝角(ライチコック)で開園し、その当時は香港最大の遊園地でした。1,000人が収容できる劇場、観覧車、ジェットコースター、ゴーカート、お化け屋敷などのアトラクションが充実しており、特に動物園にいた象の「天奴」は、膝をついて餌をおねだりし、長い鼻を伸ばして子供たちから餌をもらう人懐こさで、大変な人気を博していました。
人気の荔園でしたが、1997年に政府が土地を回収することが決まり、多くの人に惜しまれながら閉園。2007年にはランタウ島で再起を図ろうと政府に申請しましたが却下されています。
今回再現される荔園の大きさは以前の3分の2ほどの面積とのことですが、当時大人気だったお化け屋敷やコーヒーカップなどのアトラクション、香港ならではのゲームアトラクション、そして今は亡き象の「天奴」も登場するそうです。
香港人なら誰でも知っている荔園遊樂場、待ち望んでいるファンは多いのではないでしょうか?懐かしい香港を是非味わってみてください。
場所:中環新海濱 日時:6月末より4ヵ月間(正式日程は未発表) 入場無料(ただし、アトラクション施設の利用は別途チケットを購入)