アジアレストラン、ベスト50が発表!香港は9店が入選!
イギリスの有名飲食雑誌「Restaurant Magazine」主催のアジアレストラン2015、ベスト50(Asia’s 50 Best Restaurants 2015) が発表されました。うち、香港のレストランは9店舗が入選しています。
香港のトップとなったフレンチレストランAmberを始めとして、ほとんどがミシュランの星を獲得しているお店となりました。大班樓は2015年のミシュランでは星を取得していませんが、香港の人気飲食情報サイト「Openrice(オープンライス)」では最優秀広東レストランの一つに選ばれている有名店です。
ちなみにアジアランキング1位は、バンコクにあるインドレストラン「Gaggan」。このレストランオーナーシェフのGaggan Anand氏はかつてインド大統領のシェフを務めていました。2位は東京「Narisawa」、3位は上海「Ultra Violet by Paul Pairet」、4位は東京「龍吟」、5位はシンガポール「Restaurant Andre」でした。5位以内に2つの東京のレストランが入選しており、高い評価を得ています。
全体的にはミシュランとは一線を画す順位となっています。上位には、斬新な盛付や調理法を行う店舗が選ばれているようで、イギリス人(Restaurant Magazine)とフランス人(ミシュラン)にとっての、料理演出に対する好みが見て取れます。
香港は外食支出がアジア太平洋地区で1位であり、外食産業が非常に発達しています。香港や中国の富裕層は、食事に惜しみなくお金を使うため、日本のミシュラン店やフランス人やイタリア人も挙って香港や中国マーケットに流れてきています。
不動産が高いと言われている香港ですが、飲食業はまだまだビジネスチャンスがあるようです。