労働者向けの祝日を統一か?
更新日:2015年02月11日
昨日10日の香港立法会(議会)において、17日間ある一般祝日を法定休日とする案が提唱されました。(星島日報)
現在、香港の労働者向けの祝日は、2種類存在します。 一つは、香港カレンダーに赤字で記載されている年間17日の一般祝日(別称:パブリックホリデー、バンクホリデー)。もう一つは一般祝日から定めれた5日除いた年間12日の法定休日(別称:レイバーホリデー、Statutoryホリデー)です
なお、香港労工局の調べによると、労働人口275万人のうち約50%は一般祝日、約30%は法定休日を採用しているというデータがあり、一般的には、事務職や営業職の会社は一般祝日(年17日)を採用し、肉体労働を伴う現場寄りの会社は法定休日(年12日)を採用している会社が多くみられます。
議会では一般祝日を法定休日とした場合、企業のコスト増加となり負担にならないか?また、法定休日で雇用されているお手伝いさん(ヘルパー)の休日増加により家庭へ影響が及ばないか?などを踏まえて引き続きこの案を検討していくとのことです。
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