香港の小売業の売上が11年ぶりに減少
更新日:2015年02月03日
中国大陸からの旅行客によって伸び続けていた小売業の売上額が、前年比-0.2%と11年ぶりに減少しました。(香港各紙)
中国大陸側で制定された「倹約令」の影響が大きいとみられていますが、中国人が香港以外の国(日本、韓国、ヨーロッパなど)で贅沢品を購入しているのではないかともみられています。
売上減少の代表的な項目 ・金や時計等の装飾品 -16.3% ・家電・撮影機器 -4.4%
売上増加の代表的な項目 ・食料品 +7.4% ・薬品や化粧品 +4.2%
このように贅沢品は減少、日用品は増加となりましたが、日用品は中国国内での転売目的での購入ともみられており、今後の各政府の規制が厳しくなるにつれ日用品の売上も減少するかもしれません。