FIA 世界ラリークロス選手権が11月に香港で初開催
香港でアジア初開催となるラリークロス(荒れた道や舗装路を含む自動車レース)の世界選手権「FIA 世界ラリークロス選手権」のチケット販売が開始されました。レースは11月11日(土)と12日(日)に開催され国際自動車連盟が主催します。会場はセントラル・ハーバーフロント・イベントスペースで、1日8,000人の観客を迎え入れる予定と案内されています。
主催者である国際自動車連盟(FIA)はフォーミュラ1世界選手権(F1)などを主催していることでも有名です。香港でFIAによる自動車レースが開催されるのはフォーミュラEレースが開催された2019年ぶりとなります。
FIA 世界ラリークロス選手権は、1973年から開催されていたFIA 欧州ラリークロス選手権が発展したレースであり、2014年からは世界ラリークロス選手権に昇格されました。2022年から使用されている電気自動車RX1eは馬力680hp、トルク880N⋅mで時速ゼロから時速97kmまでを1.8秒で加速することができ、F1マシンよりも速い加速でコースを駆け抜けます(最大速度はF1の方が速い)。
2023年のFIA 世界ラリークロス選手権は6月に開幕し、10ラウンドに分かれており香港の前にポルトガル、ノルウェー、スウェーデン、イギリス、ベルギー、ドイツ、南アフリカで開催され、香港が最終となりチャンピオンが決定します。香港では1,225メートルの半分が泥、半分がターマック(舗装路)のサーキットとなります。10年の歴史史上初めて都心にサーキットが設置されることにも注目が集まっています。
チケットはTicketflapを通じて販売されており一般入場が320香港ドル〜、グランドスタンド入場料は870香港ドル〜、グランドスタンドVIPゾーン週末パスは30名で59,850香港ドルとなっています。
FIA 世界ラリークロス選手権(FIA World Rallycross Championship)
公式ウェブサイト:https://www.fiaworldrallycross.com/
チケット販売(Ticketflap):https://www.ticketflap.com/worldrxhk2023