KAWSの37メートル巨大キャラがビクトリア湾水上に登場
3月22日(金)から3月31日(日)の10日間、世界中で話題のアメリカ人アーティスト「KAWS(カウズ)」の全長37メートルの巨大キャラクター「コンパニオン」が香港ビクトリア湾の水上に浮かべられます。香港では2013年、ビクトリア湾でオランダ人アーティストのフロレンティン・ホフマンによる巨大アヒルのアート「ラバーダック」(高さ16.5メートル)が浮かべられ大きな話題となりましたが、「コンパニオン」はラバーダックよりも2倍以上大きく37メートル、スターフェリーよりも大きいとしてさらに注目が集まっています。(コンパニオンとは写真にあるミッキーマウスのような胴体に頭がドクロで目がバッテンになったキャラクター。)
KAWSは1974年ニュージャージー生まれ、1996年にニューヨークの芸大を卒業。ニュージャージーで壁などに落書きをするグラフィティアーティストとして活動をはじめ、90年代にはニューヨークのバス停などの広告ポスターの人物を目が×のキャラクターに変えるなどして大きな話題となりました。その後は世界中で様々な有名企業やキャラクターとのコラボ作品をリリースするようになり、最近ではユニクロとスヌーピーの目を×にしたキャラクターTシャツを販売し、モデルにEXILE(エグザイル)が起用されて日本で話題となりました。ナイキのエアジョーダンとのコラボなどでも世界中で注目されています。
巨大コンパニオンは2018年7月に韓国ソウル、2019年1月に台湾台北で展示されており、香港はツアー3都市目となります。本体はすでに香港に到着しており、テストとして大澳(タイオー)などの水上に浮かべられました。3月22日には中環(セントラル)ハーバーフロントでオープニングセレモニーが開催されます。
10日間という限られた期間ですので、香港に滞在されている方はぜひビクトリア湾に足を運んでみてはいかがでしょうか。なお、期間中にオンラインでの関連グッズ販売もおこなわれています。(https://ddtstore.com/)