「長洲島饅頭祭り」が5月3日に開催!

更新日:2017年03月01日
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長洲島 祭り

毎年5月頃に行われる「長洲島饅頭祭り」が今年は5月3日に開催されます!

長洲島の饅頭祭りの正式名称は「長洲太平清醮(長洲の太平を願う祭事 )」。2009年から香港の無形文化遺産となった伝統あるお祭りです。

饅頭祭りの起源は長洲島で疫病が発生した清王朝の時代。島民が疫病が収まることを願い、北帝という神様にお願いをしたことから始まりました。そのおこないの後、疫病は瞬く間に収まったことから神様への感謝の気持ちをこめて饅頭を奉納したことから饅頭祭りが始まったようです。

ひと昔前までは、神様に饅頭を奉納するために饅頭塔(包山) を作っていたようですが、現在では饅頭塔は饅頭取りレースへと様変わりしました。そのルールは非常に簡単で、9,000個のプラスチック製饅頭が張り付けられた高さ14メートルの饅頭塔によじ登り、3分間で饅頭をいくつ取れるかを争うだけ。高い場所に付けられている饅頭は高得点であることから、参加者はスタートと同時に一気に上を目指して登ります。最終レースは予選を通過したツワモノ達により争われるため、白熱した試合が繰り広げられます。開始時間は午後11時30分からとなりますので、お見逃しなく!

その他にも「飄色(ピウセッ)パレード」という、もう一つの目玉イベントがあります。
神様や歴史上の有名人に扮した5~6歳の子供達が、高い位置で持ち上げられて宙を漂うという不思議なパレード。最近では話題のタレントや有名人に扮した子供たちも少なくないようです。こちらは同日3日の午後2時から午後4時まで開催されます。

なお、饅頭取りレースでは偽物饅頭が使われますが、本物の饅頭も付近で購入できます。赤文字で「平安」とかかれた縁起のよい饅頭は「平安包(ペンオンパウ)」と呼ばれ長洲島の名物となっています。餡は「胡麻・蓮の実・あずき」の3種類があるので是非試してみてください。

饅頭祭り詳細
日時:2017年5月3日
場所:長洲島
行き方:香港中環フェリー乗り場5番(Pier5)より船

フェリー時刻:約30分毎に出航