香港のレンタルオフィス（サービスオフィス）について
香港のレンタルオフィス（サービスオフィス）について
レンタルオフィスとは、オフィスワークに必要となるデスク、椅子、インターネット、コピー機、会議室などの一式が揃う貸しオフィスのことで、サービスオフィスとも言われています。レンタルオフィスの住所では会社登記や荷物の受け取りも可能です。
香港は不動産価格の変動が激しいことから、オフィスの賃貸はリスクと考えてレンタルオフィスを活用する香港企業が多くあります。香港は世界的にオフィス賃料の高い地域であるため慎重なオフィス選びをしなければ企業の利益を圧迫することになります。また、香港は土地開発のサイクルが早いため、土地開発が進めば周辺地域の地価が上昇し、家賃更新の時期になると大幅な賃料の値上げを要求されることも多々あります。このような背景から、香港でのオフィス選びは慎重になる必要があります。香港での一般的なオフィス契約期間は2年間であり、中途解約をすると残りの契約期間分の賃料を支払わなければならないというルールもありますので覚えておくと良いでしょう。
当社のレンタルオフィス（貸しオフィス、サービスオフィス）サービスでは、当社の空きスペースをレンタルオフィスとして貸し出すこともできますし、他社が提供しているレンタルオフィスをご紹介することも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。香港でレンタルオフィスを利用するメリット
レンタルオフィスは事業開始から間もない会社や設備投資の費用を抑えたいという方に特に向いています。どのエリアをベースに活動するのか、何人の従業員を雇うかなど、事業計画が流動的なうちはレンタルオフィスを借りるというのもおすすめです。以下に香港でレンタルオフィスを利用する代表的なメリットをご案内します。
- 空室や空席があればすぐに入居ができる。
- 短期契約でオフィスを借りることができる。
- 保証金が低く、家具や備品が揃っているため初期費用が軽減できる。
- 一席からデスクが借りられるので事業拡大や縮小に合わせて席数を調整できる。
- 起業家が集まるため情報交換によりビジネスチャンスをつかめる可能性がある。
- ビジネスの状況に合わせて利便性の高いエリアに事務所移転することが容易。
- 必要に応じたオプションサービスを利用できる。（専用電話開通、転送サービスなど）
香港でオフィスの賃貸契約をおこなう場合、保証金が賃料の2ヶ月分、仲介手数料が賃料の0.5～1ヶ月分、賃料の前払いが１ヶ月分となるため多くの費用が必要となります。また、香港には居抜き（内装付）のオフィス物件がほとんどないため、内装（床・壁・天井）、家具の購入、インフラ整備などもおこなう必要があります。
当社では香港でのレンタルオフィスだけでなく、オフィス（事務所）の賃貸物件のご紹介もしていますので必要に応じてお問い合わせください。香港でレンタルオフィスを利用するデメリット
香港でレンタルオフィスを利用するデメリットについてご案内します。香港でレンタルオフィスを利用するメリットと合わせて比較検討していくことをおすすめします。
- 一般的なオフィスに比べて、企業から信頼性が低いと判断される場合がある。
- 一般的なオフィスに比べて、香港のビザを申請・取得が不利になる場合がある。
- クライアント情報や話し声が筒抜けになる恐れがあり、情報管理が難しい場合がある。
- オフィスの改装や家具の入れ替えなどをおこなうことができない。
香港のレンタルオフィスの家賃相場
香港のレンタルオフィスは1席あたりの料金で家賃相場を考えていくと分かりやすいです。香港の中心部である中環（セントラル）、銅鑼湾（コーズウェイベイ）、尖沙咀（チムサーチョイ）の周辺であれば1席あたり5,000香港ドルからが目安となり、中心部から離れると3,000香港ドルからが目安になると考えると良いでしょう。広さのわりに家賃が高いと感じることの多いレンタルオフィスですが、オフィスワークに必要なビジネス環境が整っていることや、良い立地にオフィスを構えられることを考えると妥当な金額だといえます。
香港でのレンタルオフィスや一般的なオフィス物件をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。当社では香港のビジネス進出や運営に関することを総合的にサポートしていますので香港ビジネスに関連することであればどんなことでもご相談ください。
