香港IDカードから分かる情報 - 香港ビザ取得（VISA）

香港IDカード（スマートIDカード）とは、香港に居住するにおいて、重要な身分証明書の役割を果たしています。IDカードを持つ者は香港内での常時携帯が義務付けられており、IDカードには「名前、性別、生年月日、顔写真」などが記載されています。香港IDカードは最新のICチップテクノロジーにより耐久性やセキュリティーにおいて、また個人情報の保護においても進化したものとなっています。

香港IDカードに埋め込まれているICチップ内には「指紋、居住ステータス」などのデータが登録されており、香港の自動出入国ゲート「eチャンネル（e道）」、香港郵政が展開する「e-Certサービス」などの利用が可能となります。

1．漢字名（登録している場合）
2．英語名
3．漢字コード（漢字名がある場合）
4．顔写真
5．登録日（発行日）
6．生年月日
7．性別
8．シンボル（C：制限付き滞在、A：永久居民、O：香港外生まれ、Z：香港生まれ、X：中国本土生まれ、W：マカオ生まれ、N：名前変更履歴あり、など）
9．初回登録日

10．ID番号（例：M123456(7)）

2018年11月26日以降に発行された香港IDカードには無線通信技術RFID、高解像度の写真、3Dホログラム、虹色のマルチパターン背景など高い偽造防止技術が採用されています。以下の特徴もありますのでご参考ください。

・3Dホログラム
・手触り加工
・光で変化するインク
・虹色のカラー
・シースルーウィンドウ内にID番号
・マルチパターンの背景
・立体レーザー写真（SLI）
・UV光を当てると浮き上がるデザイン
・マイクロプリント

・顔写真データ
・左右親指の指紋データ
・居住ステータスのデータ
・e-Cert（※）利用者用のための空きスペース

・その他利用目的のための空きスペース

※e-Certとは、香港郵政が展開するサービスであり、申請登録によりICチップ内に運転免許証データを登録したり、銀行の電子小切手決済サービス用の電子サインを登録したりすることができます。ただし、現状では日本人で利用している方はほとんどいないと思われます。 ご不明な点などございましたら是非お問合せください。

ご不明な点などございましたら是非お問合せください。