香港でのパスポート紛失・盗難時の対処方法
香港でのパスポート紛失・盗難時の対処方法

香港でパスポートを紛失した場合や、貴重品の盗難により失った場合は、落ち着いて速やかに対応することが大切です。まずは最寄りの香港警察署で紛失したことを伝えて、必要な書類を作成してもらいましょう。その後、日本領事館でパスポート再発行の手続きを進めます。
日本領事館が開館していない時間帯では手続きができません。土日や祝日を挟むと、パスポートの再発行や帰国のための渡航書の取得に少し時間がかかることがあります。滞在期間の延長や航空券の変更が必要になる可能性も考えて、早めの対応を心がけましょう。
パスポートが無くなり困ったときには、宿泊先のホテルに相談すると、手続きの進め方についてのアドバイスをもらえる場合があります。焦らず、確実に手続きを進めましょう。香港警察でのパスポートの紛失・盗難の対応

香港警察での手続きは、最寄りの警察署でおこないます。警察署の場所が分からない場合は、スマートフォンの地図アプリで「police station」と検索すると、現在地から最寄りの警察署をすぐに確認できます。また、香港警察の公式ウェブサイトの Report Room ページからも調べられます。周囲の人に「Where is a police station?」と尋ねても、親切に教えてもらえるでしょう。緊急時の電話番号は 999、警察ホットラインは 2527 7177 ですので、必要に応じて利用してください。
警察署に到着後、「I lost my passport.」と伝えると、警察官が手続きをおこないます。国籍、氏名、生年月日、電話番号、住所などを伝えると、数分で「パスポートの紛失証明書(Loss Memo)」が発行され、警察での手続きは完了します。
運が良ければ、紛失したパスポートがすでに警察に届けられていることもあります。後日、警察にパスポートが届いた場合は、連絡が入ることもあります。在香港日本総領事館での対応方法

香港の警察署でパスポートの紛失証明書(Loss Memo)を取得した後の在香港日本国総領事館での手続きは、パスポートを紛失した方の居住地によって異なります。香港居住者の場合、日本居住者の場合、香港以外の海外居住者の場合で必要な手続きが異なるため、適切な手続きをおこなう必要があります。
香港居住者の場合 – 新しいパスポートを取得
香港居住者の場合の必要書類は、香港の警察署で取得した紛失証明書(Loss Memo)、一般旅券発給申請書(10年用または5年用)、写真2枚(4.5×3.5cm)、および戸籍謄本(6ヶ月以内に発行されたもの)です。新しいパスポートは通常、少なくとも2週間かかって発行されますが、事前に領事館に確認することをお勧めします。手数料についても、最新の料金を領事館で確認してください。日本居住者の場合 – 一時的な渡航書を取得して帰国
日本居住者の場合は、「帰国のための渡航書」を取得することになります。必要書類は、香港の警察署で取得した紛失証明書(Loss Memo)、渡航書発給申請書、写真2枚(4.5×3.5cm)、戸籍謄本または本籍地が記載されている住民票、帰国の航空券です。渡航書は通常、申請当日中に発行されますが、事前に領事館に確認することをお勧めします。また、手数料についても、最新の料金を領事館で確認してください。香港以外の海外居住の場合 – 新しいパスポートを取得
香港以外の海外居住の場合の必要書類は、香港の警察署で取得した紛失証明書(Loss Memo)、一般旅券発給申請書(10年用または5年用)、写真2枚(4.5×3.5cm)、および戸籍謄本(6ヶ月以内に発行されたもの)です。新しいパスポートは通常、少なくとも2週間かかって発行されますが、事前に領事館に確認することをお勧めします。手数料についても、最新の料金を領事館で確認してください。在香港日本国総領事館の所在地や営業時間など
- 所在地:
- 46-47/F., One Exchange Square, 8 Connaught Place, Central, Hong Kong
- 電話番号:
- +852-2522-1184
- メールアドレス:
- infojp@hn.mofa.go.jp
- 公式ウェブサイト:
- https://www.hk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
- 開館時間:
- 月曜日~金曜日: 9:15~12:00 / 13:30~16:45
※ 土曜日、日曜日、祝日および休館日には窓口業務をおこなっておりません。
※ 年末年始や祝日、または悪天候(シグナル8以上や黒色豪雨警報発令時など)の際には休館となる場合がありますので、訪問前に最新の休館情報をご確認ください。