トラベルパスとeチャンネルとは
トラベルパスとeチャンネル(e道)は、有人の入国審査に並ばずに自動出入境ゲートが使える制度です。トラベルパスは主に商業での訪問を目的としており、eチャンネルは観光と商業目的のどちらでも使えます。
トラベルパスについて
トラベルパスの取得は、ビザ同様にイミグレーションの審査が必要です。有効期限は3年間となっており、申請条件は以下の通りです。
・申請日から12ヵ月間を遡り3回以上香港を訪問している方(香港経由によるマカオ・中国の行き来を除く)・日本または海外に所属会社があり、商業目的で香港に訪問されている方
・香港に取引先会社または関連会社がある方
トラベルパスを持つことにより、商業目的で通常2ヶ月間の滞在が認められます。日本人が観光ビザ(訪問ビザ)で入国した場合、通常は3ヶ月の滞在が認められます。このためトラベルパスは、訪問ビザの可能滞在日数が少ない国において活用されている場合が多いです。
中国やマカオを行き来して継続的に香港に滞在されている方は、不法就労が疑われやすいので、トラベルパスを取得することをお勧めします。なお、トラベルパスは出張などの商業目的で香港に訪問する方が申請できるパスであり、香港での就労は認められていないのでご注意ください。eチャンネル(e道)について
eチャンネルは下記のいずれかに該当する18歳以上の方が、申請することができます。
・ 1年間に香港空港より3回以上入国した方・ 航空会社のマイレージサービスの上級資格保持者
・ 香港国際空港フリークエントビジターカード保持者
・ トラベルパス保持者
・ APEC(含香港)カードの保持者
香港空港の入国審査直後にあるeチャンネル用の受付カウンターで申請します。eチャンネルもイミグレーション管轄のため、過去の履歴により登録を拒否されることもあります。
eチャンネルに登録すると、マカオフェリーや深センへの入出国の際にも自動出入境ゲートを使うことができます。
ご不明な点などがございましたら是非お問合せください。