新規に設立した香港法人でビザ取得が成功する可能性

新規で設立したばかりの香港法人はビジネスの実態や実績がないため、すでに活動している香港法人に比べてビザ取得の難易度が上がります。しかし、最適なビザを選択することや、ビザの審査基準をしっかり知ることでビザ取得が成功する可能性を高めていくことができます。香港ビザのサポート業者選びもビザ取得の可能性を高める上で重要な要素になります。

新規法人でビザ取得に成功する可能性

新規設立したばかりの香港法人はビザ取得の難易度が上がります

新規設立したばかりの香港法人はビジネスの実態や実績が少ないため、香港イミグレーションによるビザ審査は厳しくなります。そのため香港ですでに活動している香港法人に比べるとビザ取得の難易度が上がります。

香港法人の設立から12ヶ月を経過していない会社の場合は、香港イミグレーションに対して事業内容を詳しく説明する資料を作り、さらに約3年間の事業計画(売上、利益、雇用計画など)を提出してビザ審査を受ける必要があります。しかし、事業計画はあくまでも計画でしかないため、香港イミグレーションが納得できるような工夫を加えながら資料作りをおこなう必要があります。香港ではビザ取得に一度でも失敗すると再申請でビザが承認される可能性が低くなるため、新規法人でビザ申請をおこなう場合には、香港のビザに熟知した専門家がいるビザサポート会社に申請依頼をおこなうことをおすすめします。

当社でも毎月のように新規法人のビザ申請サポートをおこなっています。これまでに新規法人でのビザ取得に失敗したことはありませんので香港でのビザ取得をお考えの場合はお気軽にご相談ください。

新規法人でのビザ取得を成功させるために

ビザの取得にはサポート会社の利用をおすすめします

設立したばかりの香港法人でのビザ取得を絶対に成功させたいと考えている場合は、会社設立からビザ取得までをワンストップで対応できる会社にビザサポートを依頼することをおすすめします。

香港のビザを熟知しているサポート会社であれば、ビザ取得を想定した理想的な会社設立や口座開設のセットアップをおこなうことができます。一方で、香港のビザの知識があまりないサポート会社に会社設立を依頼すると、就労ビザを取得したかったのに投資ビザしか申請できなくなったり、投資ビザを取得したかったのに就労ビザしか申請できなかったりという状況に陥る可能性が高くなります。

就労ビザも投資ビザも香港で働くためのビザとなります。投資ビザは香港法人の株主となり香港で起業家として事業をおこなうために用意されたビザですが、投資ビザの審査は就労ビザに比べて厳しいため、起業家であっても就労ビザを申請する方が多いというのも現状です。就労に関する制限は就労ビザも投資ビザも大きくは変わらないため当社のようなビザの専門家がいるサポート会社と相談しながら、どちらのビザを申請していくのが良いかを決定していくことをおすすめします。

香港のビザ審査基準を押さえて取得確率を高める

就労ビザと投資ビザの両方を選択できる立場であれば、香港イミグレーションのビザ審査の基準を知ることで、どちらのビザを申請するべきかを考えていくことができます。香港イミグレーションは、ビザ申請者と雇用主を審査の対象にしていますので審査の内容をご案内します。

就労ビザの審査基準の概要

ビザ申請者が審査される内容

  • 深刻な犯罪歴、香港への入国拒否の履歴がないこと。
  • 大学卒業以上、もしくは優れた技術資格、専門能力などがあること。
  • 雇用主となる会社にビザ申請者の空席ポストがあること。
  • 雇用主となる会社でこれまでの経歴が活かせること。
  • 香港人では代わりが見つからないような仕事ができること。
  • 申請者の報酬が専門職の水準を満たしていること。

雇用主が審査される内容

  • 香港人を雇用している、または雇用予定がある会社であるか。
  • 香港でオフィスの賃貸契約をおこなっている会社であるか。

投資ビザの審査基準の概要

ビザ申請者が審査される内容

  • 深刻な犯罪歴、香港への入国拒否の履歴がないこと。
  • 大学卒業以上、もしくは優れた技術資格、専門能力などがあること。
  • 香港経済へ大きく貢献する職務であること。(※)
※事業計画、売上、事業資金源、事業投資額、現地雇用の創出、新技術の導入などの経済貢献が審査基準となる。

また、起業する会社に対しては、香港経済や現地雇用への貢献を示すために以下の条件が求められます。

就労ビザや投資ビザのビザスポンサーの場合

  • 香港人を雇用している、または雇用予定がある会社であるか。
  • 香港でオフィスの賃貸契約をおこなっている会社であるか。

新規法人でビザ申請から取得までにかかる期間

就労ビザや投資ビザの審査は6週間程度かかります

香港イミグレーションは就労ビザや投資ビザの審査期間について、ビザ資料が提出され受理されてから4週間としていますが、実際は4~6週間かかることが多いです。設立したばかりの香港法人の場合には4~6週間後に追加書類の要求が入ることが多く、追加書類を提出し受理されてから、さらに2~4週間の審査期間を経てビザが承認されることが多いといえます。ただし、申請者と雇用主の両者が香港イミグレーションの審査基準を十分に満たしている場合には初回の4~6週間の審査期間でビザが承認されることがほとんどです。

上記期間は香港のビザ専門家がビザサポートをおこなった場合の期間であり、ビザ申請に不慣れな方が申請をすると非常に多くの期間を要するだけでなく、香港イミグレーションの要求に答えられていない資料を提出している場合などでは、ビザ申請自体が却下される恐れがあります。設立したばかりの香港法人でビザ申請をおこなう場合には、当社のようなビザ専門家に依頼をすることをおすすめします。

ちなみに、新規法人ではなく、大手企業やビザ要件を十分に満たしている企業の場合は2〜3週間でビザが承認されることも多くあります。

香港のビザに関するご要望やご質問などがありましたら柔軟に対応しますのでご連絡ください。

当社には香港ビザの専門家が常駐していますので豊富な知識と経験をもとにビザ申請をフルサポートいたします。香港のビザに関するご要望やご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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