香港でビザを申請してから取得できるまでの流れ

香港のイミグレーションにビザ資料を提出してから取得できるまでの流れをご案内します。香港で就労や会社運営をおこなう場合、学校に通う場合などではビザの取得が必要になります。ビザの申請では本人だけでなく、ビザスポンサーとなる法人や個人の書類や情報も必要となります。また、ビザが不要となるケースもありますので詳しく解説していきます。

香港のビザが必要なケースと不要なケース

香港のビザが必要なケースと不要なケース

香港のビザは日本人を含む外国人が香港で就労や会社運営をおこなう場合、学校に通う場合などで必要となります。以下のビジネス活動の範囲内であればビザ取得は不要となりますが、ビザの要否を判断するには専門的な知識と経験が必要となるため、香港イミグレーションの定めるルールを熟知した上で判断することが重要になります。また、観光を目的として香港に訪れる場合はビザの取得は不要となります。

ビザ取得が不要となるビジネス活動の範囲

  • 契約の締結、入札への参加
  • 商品または設備の設置や梱包に関わる検査や監督
  • 展示会への参加(一般大衆への商品販売やサービス提供、ブース設置作業を除く)
  • 賠償履行及びその他民事訴訟
  • 商品説明会への参加
  • 短期セミナーやその他のビジネス会議への出席

香港で講演会やプレゼンテーションのスピーカーとして参加する場合は、以下の3点を満たしていればビザ取得は不要となります。

  • 無報酬であること(宿泊費、旅費、食費等の経費を負担してもらうことは認められる)
  • イベントの期間が7日間以内であること
  • 一連のイベントが1種類であること
当社ではお客様の香港での活動目的や状況に合わせてビザサポートをおこなっています。香港で必要となるビザが確実に取得できるようにサポートしていますので、香港でのビザ申請を検討している方はお気軽にご相談ください。

香港ビザを申請してから取得できるまでの流れ

香港ビザを申請してから取得できるまでの流れ

香港のビザを申請してから取得できるまでの基本的な流れを以下にご案内します。ビザ申請書類を作成するには、申請者本人の書類や情報だけでなく、ビザスポンサーとなる法人(就職先)や個人、学校などの書類や情報も提出する必要があります。提出する書類はお客様が申請するビザの種類により異なるため、このページでは割愛しますが、提出いただく書類の中で作成や取得方法がわからない書類などがあれば当社からサンプルをお渡ししながらご案内いたします。

  1. 香港のビザに関するお問い合わせをいただきます。
  2. お客様の状況をお伺いし、申請ビザの種類や取得の可能性をお伝えします。
  3. 香港のビザをご理解いただいた上で、申請費用をお支払いいただきます。
  4. お振込みを確認した後、ビザ申請書類の作成を開始します。
  5. 約2週間で書類を作成し、サインや捺印をいただき書類が完成します。
  6. 完成書類を当社スタッフが香港イミグレーションに提出します。
  7. 約1週間で受領確認書が香港イミグレーションから届きます。
  8. 約4~6週間で香港イミグレーションから承認、却下、再審査の連絡が届きます。
  9. ビザが承認されると香港イミグレーションよりe-VisaがPDFにて発行されます。
  10. e-Visaを持って、香港に入国することでビザが有効化されます。(※1)
  11. 香港IDカードの申請手続きを香港イミグレーションでおこないます。(※2)
  12. 約2週間で香港IDカードが発行され、香港イミグレーションで受取り終了です。

ビザ取得までにかかる審査日数は、ビザの種類やイミグレーションの混雑具合によっても変わりますので余裕をもった申請をおすすめします。

※1 ビザ承認時に香港内に滞在している場合、香港から一度出国し、再度香港に入国してビザを有効化する必要があります。出国先は深センやマカオでも構いません。

※2 香港IDカードの申請手続きはビザを有効化してから30日以内におこなう必要があります。香港IDカードの申請手続きは基本的にお客様自身におこなって頂いておりますが、ご不安な方には別途サポートもおこなっております。

就労ビザと投資ビザを申請する方へ

就労ビザと投資ビザを申請する方へ

就労ビザや投資ビザ(起業家ビザ)のビザ審査期間は、スポンサーとなる法人規模や実績によって大きく異なります。ビザスポンサーが大手企業で申請者が条件を満たしていれば通常2~3週間でビザが承認されますが、設立したばかりの新会社や従業員数の少ない会社がスポンサーとなる場合には、1度目のビザ申請ではビザが承認されにくく、香港イミグレーションから追加書類の要求が届くことが多いです。香港イミグレーションからの通知書には追加書類のリストが記載されているのでイミグレーションの意図を理解し、追加書類を準備し提出することになります。

当社では、新会社や従業員数の少ない会社であってもビザがスムーズに取得できるように、香港イミグレーションが求める要件を満たせるように丁寧なビザ書類を作成し、再審査となった場合でも豊富な経験を生かしてビザが取得できるような書類を作成して対応していきます。再審査となった場合の再審査期間は書類の提出から約1~4週間となります。再審査が2回以上続くケースも稀にありますが、当社にお任せいただければ香港のビザの専門家が最後まで丁寧にサポートいたします。

香港のビザに関するご要望やご質問などがありましたら柔軟に対応しますのでご連絡ください。
電話相談(日本人が対応)
(+852)2529-8288
受付:9:00〜18:00/月〜金(祝日は除く)
メールでのお問合せ 香港でのビザの申請と取得ページ