家族ビザの取得や費用などの詳細

家族ビザ(Dependant Visa)は香港で就労している方の家族、永住権所有者や香港人と結婚をしている家族(配偶者、18歳未満の独身の子供、60歳以上の両親)が申請できるビザであり、香港政府が外国人に発給しているビザの中で、家族ビザは最も制限のないビザとなります。ビザ取得後は自由に就職や転職がおこなえ、香港会社の株主や役員としての活動も可能となります。ただし香港の経済状況や政府の雇用政策により制限が入る可能性もあります。

家族ビザ取得時のビザ発給期間はスポンサー(保証人)のステータスにより決定します。スポンサーが永住権を持っていない場合はスポンサーのビザ有効期限と同じ期間のビザが発給され、スポンサーが永住権保有者または香港人の場合は3年間ずつビザが発給されます。60歳以上の父母の家族ビザは2年、2年、3年の順番でビザ発給されます。また、通常発給されるビザ期間よりもパスポートの有効期限が早くむかえる場合は、パスポート有効期限の1ヵ月前を期限としてビザが発給されます。

家族ビザの取得は難しくありませんが、ビザスポンサーが香港人の場合は要求される資料が増えることがあります。ビザの審査期間は他のビザに比べて長く、6週間となりますので余裕を持って準備をおこなうことをお勧めします。

香港政府が定める家族ビザの申請者条件

香港イミグレーションは家族ビザの申請者条件を定めており、以下の条件を満たすことで家族ビザが取得できます。

  • 配偶者は、婚姻・家族関係を説明できる公的な証明書を提出すること。
  • 申請者が子供の場合は、18歳未満の未婚で家族関係を証明すること。
  • 申請者が父母の場合は、満60歳以上で家族関係を証明すること。

子供が18歳未満で家族ビザを保有している場合は、満18歳以上となっても家族ビザを更新(延長)することができます。また、満60歳以上の父母の家族ビザを申請できるのは永住権を保有している者だけとなります。

香港では同性結婚の方への家族ビザを発給しています。家族関係が説明できる法的に有効な証明書を提出すれば家族ビザの申請が可能です。

家族ビザのサポート費用や必要書類

家族ビザのサポート費用や必要書類

申請者条件を満たし、香港イミグレーションが定める申請資料を提出することで家族ビザは許可されますが、申請資料は英語または中国語で作成しなければなりません。審査期間は香港イミグレーションにビザ資料を提出してから約6週間となり、ビザの許可後はビザシールが発行され香港イミグレーションで受取る流れになります。

英語または中国語での資料作成に自信のない方、香港イミグレーションとのやり取りや訪問に時間を割けない方は当社にご依頼ください。数名の家族ビザ申請を同時におこなう場合はボリュームディスカウントが可能です。

家族ビザのサポート費用 3,000香港ドル

※複数名のビザを同時申請する場合はディスカウントが可能。

サポート費用に含まれる業務

必要書類の案内 / 通訳や翻訳(※1) / ビザ資料作成・提出 / イミグレ担当官への交渉 / 追加資料連絡への対応 / ビザシール対応(支払い、受取り、発送) / 香港IDカードの申請手配(※2) / ビザ更新時の案内

※1 翻訳業務は日本語で記載された銀行残高証明や雇用証明書を指します。香港IDカードは本人による香港イミグレーションでの手続きが必要であり、当社スタッフへの同行を希望する場合は別途2,000香港ドルでサポートします。

※2 香港IDカードは本人によるイミグレーションでの手続きが必須であり、当社スタッフが同行する場合は別途2,000香港ドルにてサポートします。

家族ビザ申請に必要な基本書類

家族ビザを申請するための基本書類は以下の通りですが、配偶者が香港人の場合は基本書類だけでなく家族関係を示す証明資料を求められる場合があります。また、下記のビザスポンサーとは、ビザ申請者の保証人のことであり、家族ビザのスポンサーとなれるのは、就労ビザや投資ビザを取得している方、永住権保有者や香港人となります。

申請者

  • 申請書(ID 990A, 992A, 995A, 997A or 999A)
  • パスポート(または香港IDカード)
  • 縦5cm × 横4cm の顔写真(1枚)
  • 家族関係を説明できる公的な証明書(英文)

ビザスポンサー(保証人)

  • 香港IDカード(既にビザがある場合)
  • パスポート(香港人以外の場合)
  • 個人の銀行預金残高の証明書
  • 香港内の賃貸契約書

家族関係を説明する公的な証明書について、日本人のお客様の場合は3ヵ月以内に発行された戸籍謄本を持参し、在香港日本領事館の窓口で英語の家族証明書や婚姻証明書を取得しています。領事館での証明書の取得は当社にて1000香港ドル(領事館手数料込み)で取得代行が可能です。

個人の銀行預金残高の証明書が必要となる理由は、ビザスポンサーが申請者の生活費を負担できるかを判断するためです。香港イミグレーションは給与もしくは預金残高を確認しますが、銀行残高証明書の内容が原因となり家族ビザが許可されなかった実例は当社にはありません。

必要書類が揃わない、取得方法が分からないという場合はお気軽にご相談ください。
お電話でのお問合せ
(+852)2529-8288
受付:9:00〜17:00/月〜金(祝日は除く)
メールでのお問合せ FAQ香港ビザの良くある質問

家族ビザの申請から取得までの期間と流れ

家族ビザの申請から取得までの期間と流れ

家族ビザの審査期間は香港イミグレーションで提出資料が受理されてから6週間と明記されていますが、経験上では6週間よりも前にビザが許可されることが多いといえます。ビザスポンサーが香港人でない限りは追加質問を受けることは殆どありません。当社で家族ビザの申請サポートをおこなった場合の取得までの流れを以下にお知らせします。

  1. メールやお電話で家族ビザのお問合せをいただきます。
  2. 依頼者に家族ビザの説明をした上で請求書を発行します。
  3. ご案内する資料を提出いただき、当社でビザ資料の作成を開始します。
  4. 約3営業日でビザ資料が出来上がり、必要カ所にサインをいただきます。
  5. 当社スタッフが香港イミグレーションでビザ資料を提出します。
  6. 約1週間後に香港イミグレーションから受領確認の連絡が届きます。
  7. 通常6週間の審査期間を経てビザの「許可、追加資料、不許可」の連絡が届きます。
  8. 許可となると香港イミグレーションでビザシール(ラベル)が取得できます。
  9. 当社がビザシールを取得し、お客様に郵送または手渡しします。
  10. パスポートにビザシールを貼り、香港に入国してビザが有効となります。

香港IDカードの申請から取得までの流れ

香港IDカードの申請から取得までの流れ

家族ビザが許可された後は、香港に入国してから30日以内に香港IDカード(スマートIDカード)の申請をおこなう必要があります。香港IDカードは香港での身分証明書の役割を果たしており、香港では常時携帯が義務付けられています。香港IDカードの取得後は、出入国時に自動入境ゲート(e道)を利用できるようになったり、公共機関の利用が可能になったりと生活上の利便性が高まります。香港IDカードの申請から取得までの流れは以下となります。

  • 香港イミグレーションのサイトから申請予約の申し込みをする。
  • パスポートを持ち、予約日にイミグレーションに行く。
  • イミグレ担当官の指示に従い手続きを進める。(名前登録、写真撮影、指紋採取など)
  • 仮IDの用紙を受け取る。(仮IDにはカード受取期間が記載されている)
  • カード受取期日までに香港IDカードを受け取りにいく。
※香港IDカードが手元に届くまでは、仮IDを常時携帯してください。

下記は香港イミグレーションが用意しているIDカード申請の予約受付ページであり、申請希望日時、手続きをおこなう場所や申請者情報(Prefill Form)の事前記入がおこなえます。IDカードが申請できる場所は現在「湾仔、九龍(深水埗、觀塘)、新界(火炭、元朗)」の5ヶ所であり、手続きに不安のある方は当社にてサポートしますのでお問合せください。

家族ビザの更新(延長)や申請方法について

家族ビザの更新(延長)や申請方法について

家族ビザの更新は、ビザ有効期限日の4週間前からおこなうことができ、通常であれば当日中に許可されます。ビザ更新が許可されるとスポンサー(保証人)のビザステータスに合わせてビザの発給期間が決定します。スポンサーが永住権でない場合はスポンサーのビザ発給期間に合わせてビザが発給され、スポンサーが永住権保有者または香港人の場合は3年間のビザが発給されるのが通常です。60歳以上の父母の家族ビザは2年、2年、3年の順番でのビザが発給されます。

家族ビザの更新に必要となる基本書類、費用や流れは以下の通りです。香港イミグレーションでの手続時間は数時間、申請者は香港内に滞在している必要があります。

ビザ更新サポート費用 3,000香港ドル

※複数名のビザを同時申請する場合はディスカウントが可能。

短期就労ビザの更新に必要な基本書類

申請者

  • 申請書(ID 91 及び ID 481B)
  • パスポートの原本
  • パスポートのコピー(顔写真とビザシールのページ)
  • IDカードのコピー

ビザスポンサー(保証人)

  • 申請書(ID 481A)
  • パスポート、または
    パーマネントIDカードのコピー

家族ビザの更新の流れ(手続きは通常1日で完了します)

  1. 香港イミグレーションのサイトからビザ更新の予約を申請する。
  2. パスポートなどの必要書類を持ち、予約日にイミグレーションに行く。
  3. 書類一式を提出し、イミグレーションの手続きを待つ。(数時間)
  4. 問題がなければ、新しいビザシールが貼られたパスポートが返却される。

下記は香港イミグレーションが用意しているビザ更新者のための予約ページです。手続きに不安のある方は当社にてサポートしますのでお問合せください。

ビザ更新を忘れた場合は、速やかに香港イミグレーションに連絡をして指示に従う必要があります。ビザ更新ができなかった理由を説明し、香港イミグレーションに認められた場合は、ビザの延長が許可される場合があります。ご不安な場合やサポートが必要な場合は当社までご連絡ください。

家族ビザの特別なケースの実例

女性

香港人と結婚した日本人女性の家族ビザ

香港人男性と結婚をした日本人女性からビザ取得の相談を受けて家族ビザをサポートしました。香港では香港人がスポンサー(保証人)となる家族ビザの審査は比較的厳しく、基本書類以外にも資料提出を求められることがあります。この依頼者のケースでは、お付き合いの始まりから結婚に至るまでの証拠を提出するよう求められたため、結婚に至るまでの思い出の写真などを香港イミグレーションに提出し家族ビザが許可されました。依頼者からは、当社に家族ビザの申請をお願いしたことで香港イミグレーションに何度も通う手間が省けたと喜んでいただきました。
家族

就労ビザと家族ビザ(配偶者・子供)の特急申請

日本人男性の香港子会社への転勤が決まったため就労ビザと家族ビザ(奥様・子供)の同時ビザ申請をサポートしました。お子様の小学校への入学が迫っていたこともり、依頼者は最短でビザ取得ができることを望んでいました。当社では特急料金をいただきビザ資料を最短で作成し、あらかじめ香港イミグレーションに事情を説明した上でビザを申請しました。香港イミグレーションでビザ審査が開始されてから約1ヵ月で就労ビザと家族ビザが同時に取得でき、家族全員で香港に入国することができました。
父母

日本にいる60歳以上の父母を呼びたい

永住権の保有者から、日本に住む両親(60歳以上)の家族ビザを取得できないかと相談を受けました。永住権の保有者は両親(60歳以上)の家族ビザを申請できる権利を持っていますが「両親の生活を十分に支えることができ、宿泊場所を提供できるか」という点が細かくみられるため、収入証明や預金残高に加え、賃貸物件の間取り図なども付けて香港イミグレーションに申請しました。追加書類などを求められることなくビザ申請日から約6週間でビザの取得に成功しました。
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