電気・ガス・水道が止まった（壊れた）時の解決方法
電気・ガス・水道が止まったり壊れたという場合は、不動産の仲介会社、不動産オーナーやビルの管理人に連絡をして解決するのが一般的です。緊急時は香港の電力会社、ガス会社、水道局に連絡をして解決しましょう。このページではよくある実例を踏まえて解決方法を説明していきます。
電気・ガス・水道が止まった（壊れた）と思ったら
香港で電気・ガス・水道などが止まった場合や壊れたと思われる場合は以下のことを確認してみてください。
ビルの点検が行われていないか確認する
香港は日本に比べてビルやマンションの点検が多く、一時的に電気・ガス・水道の供給が停止されることがあります。ビルの掲示板やエレベーターホールなどに定期点検の案内が張り出されることが殆どですので、使用できない場合は確認してみると良いでしょう。張り紙などが見当たらない場合はビルの管理人に確認してみましょう。
ブレーカーが落ちていないか確認する
ビルの点検などはおこなわれておらず電気やガスが使えない場合はブレーカーが落ちている可能性があります。ブレーカーは部屋の中にあることが殆どですので確認してみてください。ブレーカーが落ちる原因としては電気の使い過ぎや、電化製品やコードの故障が考えられますので、併せて確認し原因を判断しましょう。ブレーカー自体が故障している場合は自分では修復できないため電力会社やビルの管理人に対応してもらうことになります。
公共料金の支払いが滞っていないか確認する
公共料金の支払いの請求を確認し、支払い漏れがないかを確認してください。特に引っ越しの直後などはご注意ください。公共料金を銀行口座やクレジットカードから自動引き落とし（Autopay）にしている方は、口座残高が不足していたり何らかの理由で引き落としができていない場合があるので確認しましょう。
トイレの水が流れない場合
香港のトイレは頻繁に断水します。香港のトイレの多くには海水が使われており、水道とは別の配管となっています。トイレ用の水のタンクの掃除は定期的におこなわれますので、トイレの水が流れない場合はビルの掲示板を確認することをおすすめします。水の供給が再開されると自動的にタンクの水が溜まります。
水道の水は出るが、トイレの水が流れないという場合は間違いなくトイレの断水です。このようなケースでは、トイレのタンクを開けて水がないことを確認し、水道水をタンクに入れることでトイレの水を流すことができます。
また、海水を使用しているトイレは配管や設備の劣化が激しく、水漏れや故障などのトラブルが頻繁に起こります。水漏れが起きたら、不動産の仲介会社、不動産オーナーやビルの管理人にすぐに連絡をしてください。電気・ガス・水道が壊れたら（緊急時）
電気・ガス・水道が使用できない理由がわからない場合は、不動産の仲介会社、不動産オーナーやビルの管理人に連絡をして問題を解決してもらいましょう。急を要する場合は以下に案内する電力会社、ガス会社、水道局に連絡をすると良いでしょう。
- 中華電力（CLP Power Hong Kong）
- 香港の九龍・新界・離島エリア（ラマ島を除く）での電気関連の問題に24時間対応している電力会社です。
- https://www.clp.com.hk/en/index
- 香港電燈（HongKong Electric）
- 香港島とラマ島エリアでの電気関連の問題に24時間対応している電力会社です。
- https://www.hkelectric.com/en
- Towngas（タウンガス）
- 香港全域でのガス関連の問題に24時間対応しているガス会社です。
- https://www.towngas.com/en/Home
- 水務署（水道局）
- 香港全域の水に関連する問題に24時間対応している香港政府の機関です。
- https://www.wsd.gov.hk/en/home/index.html
電気・ガス・水道に関する緊急連絡先の詳細は以下にまとめていますのでご参照ください。
https://hongkong-bs.com/life/help/
香港で頻繁に起こる不動産トラブル
電気のトラブルでは、部屋の電気が点かなくなるというトラブルが頻繁に報告されます。ほとんどの場合は接触不良ですが、自分で修理しようとすると感電する恐れがありますのでお控えください。ガスのトラブルでは、ガスを使用した給湯器からお湯が出ないというトラブルが多くありますが、こちらも自分で修理しようとするとガス漏れや爆発など大事故につながる可能性がありますので危険です。電気とガスのトラブルは、不動産の仲介会社や不動産オーナーに連絡をして解決してもらいましょう。
水道のトラブルでは排水不良が頻繁に起こります。特に香港のお風呂の排水溝は日本以上に流れが悪くなることが多く、髪の毛などはなるべく流さないようにしてください。定期的にパイプ洗浄剤などでクリーニングすることをおすすめします。
なお、香港の修理業者は日本に比べて予約が取りづらく、さらに時間指定をしても時間通りに来ないことが多いため、不動産物件の不具合に気づきましたらできるだけ早く不動産の仲介会社、不動産オーナーやビルの管理人に連絡してください。その他、香港の生活でご不明な点がありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。
