一日で内見や内覧ができる香港の不動産物件の数

一日で内見や内覧ができる香港の不動産物件の数をテーマに、内見や内覧ができる時間帯や適切なタイミング、本契約締結までの流れや必要書類など、各項目に分けて解説していきます。居住用マンションの賃貸や購入、オフィスやレストラン賃貸を対象として説明しています。

香港での不動産内見(内覧)時の基礎知識

香港での不動産内見

不動産仲介会社が提供した物件資料の中に気になる物件がありましたら内見(内覧)へと進みます。物件のカギは近所の不動産仲介会社が管理していることが多いですが、物件オーナー自らが管理をしている場合もあります。内見可能な時間帯は午前10時から午後5時までとなることが多く、入居希望日の1ヶ月~1ヶ月半前より内見をおこなうのが一般的です。

居住用のマンションをお探しの場合、日本人が好むようなマンションは競争が激しいため、お気に入りの物件が見つかり次第、1ヶ月分の前家賃を支払い仮契約を締結することをおすすめします。仮契約を締結することでその物件を押さえることができますが、仮契約を破棄すると支払った1ヶ月分の前家賃が没収されますので注意が必要です。入居日は仮契約の締結日からに1ヶ月以内となるのが通常です。

また「引っ越し準備、インフラ整備、家具の搬入、内装工事」などの時間を考慮して与えられるフリーレント(家賃無料)期間というものがあります。フリーレント期間は物件オーナーの好意で与えられるもので、マンション物件の場合は5日~7日、オフィス物件やショップ物件の場合は15日~60日、レストラン物件の場合は30日~90日となることが多いです。

一日に内見できる不動産物件の数

内見できる不動産物件の数

居住用のマンション物件などをお探しの方で居住エリアが決まっている場合は、一日に10件以上の内見が可能です。香港はマンションが密集して建てられているため日本よりも多くの物件を内見することができます。当社では内見制限を設けていませんので時間の許す限り内見ができますし、検討エリアが複数ある場合には一日に複数エリアの内見できるようにサポートしています。

中古マンションの購入を検討している方は一日に8件程度、新築マンションの購入を検討している方は一日に4件程度の内見が限界となりそうです。新築マンションの場合は大手不動産デベロッパーが販売を担当していることが多く、デベロッパーからの詳細な説明を受けるため少々時間が必要となります。建設途中のマンションを購入する場合は、期間限定で用意されたモデルルームにてデベロッパーからの説明を受けることになります。

オフィス物件やレストラン物件などは、一日に8件以上の内見ができますが、賃貸マンションの物件のように物件数が多く出てこないため、一日に5件程度の内見となることがほとんどです。

香港での不動産探しにおいて多くの物件を内見したいという場合は、あらかじめエリアの絞り込みをおこなっておくことが大切です。複数の離れたエリアでも物件を探したいという場合は、内見スケジュールを立てて数日間に渡り内見をサポートすることも可能です。なるべく多くの物件を短期間でみられるよう計画を立てますのでお気軽にご相談ください。

なお、エリア選定ができた際には周辺調査をおこなうことをおすすめします。香港に住んでいない方はGoogleマップを利用して周辺調査や検討している物件の外観などを確認することも可能です。

不動産物件の内見から本契約締結までの流れ

契約したい不動産物件が見つかった後は価格交渉、家具や家電の追加購入や交換の要求、内装設備の修理などの各種交渉をおこなった上で仮契約を締結します。そして賃貸の場合は、入居日に本契約を締結して入居するという流れになります。(基本的に新築物件を購入する場合は価格交渉に応じてもらえません)

価格交渉をおこなうことで賃料や物件購入の費用が安くなることが多いため、ご希望の価格帯を不動産仲介会社に伝えることはとても大切です。要求しない限り価格交渉をおこなわないという不動産仲介会社もありますのでご注意ください。また、当社では価格交渉後にフリーレント(家賃無料)期間を長く設定してもらえるように要求したり、家具や家電の購入や取り換えなどの交渉も必ずおこないますので、不動産に関することは是非とも当社までご相談ください。

マンションやオフィスの賃貸契約で必要となる書類や費用

  • 身分証明書(パスポートまたは香港IDカード)
  • 法人契約をする場合は商業登録書(BR)、カンパニーチョップ(社印)
仲介手数料
通常家賃の0.5ヶ月分
仮契約の手付金
家賃の1ヶ月分(賃貸開始後、前払家賃に充当されます)
保証金(敷金)
家賃の2ヶ月分(退去時、内装や備品などに問題がなければ返金)
印紙税
「年間家賃 × 0.5% + HK$5」を貸主と借主で折半

飲食店やショップの賃貸契約で必要となる書類や費用

  • 商業登録書(BR)、カンパニーチョップ(社印)、小切手
仲介手数料
家賃の1ヶ月分
仮契約の手付金
家賃の1ヶ月分(賃貸開始後、前払家賃に充当されます)
保証金(敷金)
家賃の3~4ヶ月分(契約書通りに物件を返した場合は返金)
印紙税(固定期間1~3年の場合)
「年間家賃 × 0.5% + HK$5」を大家と折半

※マンション購入に必要となる書類や費用は、住宅・マンションの購入と売却のページをご覧ください。

香港の不動産のことならお任せください。各種交渉に強い日本人や香港人の専門家により皆様をサポートします。皆様のとのやり取りは日本語にておこないますので言語の心配もありません。賃貸物件や購入物件をお探しの方は、希望エリア、広さ、駅からの距離、希望ロケーションや内装などの希望をお知らせいただければ、ご要望にベストマッチする物件をご用意します。契約後のアフターフォローまで丁寧にフルサポートいたします。ご不明な点などはお気軽にお問合せください。

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