香港の家賃に関する相場などの不動産事情

香港の不動産価格は世界でもっとも高いレベルにあるため賃貸物件の家賃は安くありません。家賃は居住エリアにより異なりますが、日本人の多くが活動している香港島の中環(セントラル)や銅鑼湾(コーズウェイベイ)、九龍エリアの尖沙咀(チムサーチョイ)付近は東京の中心部レベルの家賃となります。日本人や外国人があまり活動していないローカルエリアであっても家賃は比較的高いため、生活導線上で賃貸物件を探すことをおすすめします。

香港の家賃相場とは

香港の家賃相場は大手不動産の中原地產のサイトを利用して、物件名や地域名などで検索すれば簡単に把握することができます。

香港の不動産は家賃交渉できるのか?

香港の不動産は家賃交渉できるのか?

香港で不動産を借りる際は、必ず不動産会社に家賃交渉をおこなうよう要求してください。家賃交渉に全く応じてくれない不動産オーナーもいますが、交渉により25%の値引きに成功した実例もあります。

不動産会社の仲介手数料は家賃の0.5ヶ月~1ヶ月程度となるため、借主から強い要求がない限り家賃交渉をおこなわないという不動産会社もあるため、家賃交渉は必ず要求してください。不動産会社の選定もとても大切ですので香港で不動産を探している方は当社までご相談ください。

日本人が暮らしている住宅の家賃相場

日本人が暮らしている住宅の家賃相場

香港で暮らしている日本人は大きく「駐在員と現地採用」に分かれます。駐在員とは日本などの外国から香港に転勤となったビジネスマンのことで、現地採用とは自らの意志により香港で働くことを決めたビジネスマンとなります。

日本人の駐在員が暮らしているマンションの家賃平均は約3万香港ドルであり、1人暮らしの方であれば約2万香港ドルのマンションで生活していることが多いといえます。また、日本人駐在員の多くはセキュリティレベルの高いマンションに住んでおり、家賃の全額を勤務先企業が負担することが多いといえます。一方で、現地採用の方は所得に応じたマンションを契約しており、勤務先企業が家賃負担をするケースはほとんどありません。

香港は1sq.ft.あたりの単価で家賃が計算されている

香港は1sq.ft.あたりの単価で家賃が計算されている

香港の賃貸物件は1sq.ft.(スクエアフィート)あたりの単価で家賃が計算されていますので、他の物件の1sq.ft.あたりの単価と比較をすれば、割高か割安かを判断することができます。割高な物件が気になる場合は、割高である理由を付けて家賃交渉をしても良いでしょう。1sq.ft.の単価が30香港ドルと記載されていれば500sq.ft.の賃貸物件は「500×30」という計算式で15,000香港ドルと家賃を出すことができます。

日本人に馴染みのない部屋の広さを表す単位「sq.ft.(スクエアフィート)」は「平米(㎡)」に置き換えることができます。1sqfは0.093㎡となるため、広さ500sq.ft.の部屋は「500×0.093」の計算式で46.5平米となります。

香港では家賃の値上がりに注意

香港の不動産価格は経済状況により変動しますが基本的には上昇しています。家賃の更新時に家賃が値上げとなるケースが多いため、長期的に賃貸物件を借りる際には、家賃更新時に5%から10%の値上げとなる可能性も想定していた方が良いでしょう。

香港で賃貸物件をお探しの方はお任せください。当社と連携している不動産会社がご要望にマッチする最適な物件を案内し、価格交渉や契約後のアフターフォローまで丁寧にサポートします。ご不明な点などはお気軽にお問合せください。

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