失敗しないプライベートバンクの選び方

プライベートバンクを選ぶ大きなポイントとして「銀行の健全性、プライベートバンカー(担当)、資産運用や資産管理の経験や実績、最低預入金額」の4つがあげられます。プライベートバンクは資産運用だけでなく、ファミリー全体の資産管理や事業継承などを数十年の単位でサポートしていくため人生設計にあったプライベートバンクの選択が大切となります。

1. 銀行の健全性の見極め方

銀行の健全性の見極め方

プライベートバンクを含む銀行には大切な資産を預けるため、銀行自体の健全性だけではなく、銀行内におけるプライベートバンク事業の健全性という両面を検証する必要があります。

商業銀行や投資銀行ビジネスをおこなっている大手グローバル銀行は、プライベートバンク専業銀行と比較してプライベートバンク部門が占める収益の割合が少ないといわれており、他部門のビジネスプランや収益の影響も大きく受けるため、銀行全体としての健全性に注意を払う必要があります。さらに、一般的な日本の銀行とは異なり、外資系の銀行は事業進出と撤退を頻繁におこなうことにも留意する必要があります。プライベートバンクが事業縮小、売却、閉鎖の動きを見せている場合には、別のプライベートバンクを選択すると良いでしょう。各銀行のビジネス状況は常に変化していますので、最新の各プライベートバンクの状況につきましては当社までお問い合わせください。

2. プライベートバンカー(担当)の選び方

プライベートバンカー(担当)の選び方

プライベートバンクで口座開設をすると専属のプライベートバンカーが担当者となります。プライベートバンカーとは長期的な付き合いとなるため、優れた関係が構築できるのかを判断することが大切です。日本人プライベートバンカーが在籍するプライベートバンクも沢山あるので、基本的に日本人の方は日本人担当者がつくプライベートバンクを選択すると良いでしょう。

プライベートバンカーの業務は、一般的な金融商品(株式、債券、投資信託など)への投資アドバイスに加え、専門家である税理士や弁護士とともに相続、事業承継といったような資産全体のサポートもおこないます。富裕層向けの金融ビジネスで豊富な経験を保有しているプライベートバンカーは、独自ネットワークを生かして、お子様の留学や不動産、絵画の購入などのコンシェルジュサービスまで多岐におこないます。各プライベートバンクの担当者に提供しているサービスを確認し、お客様の希望に合うプライベートバンクを選択するのが良いでしょう。

3. 資産運用・資産管理の経験や実績で比較する

プライベートバンクではお客様の資産運用と資産管理を主におこないます。

資産運用では、各プライベートバンクが提供する投資商品の種類(一般的な金融商品の他、お客様に合わせたテーラーメード金融商品や一般市場には出回らない魅力的な投資商品の提供)、運用ポリシーなどを比較しながらお客様にあったプライベートバンクを選択すると良いでしょう。

資産管理においては、事業継承やコンシェルジュサービスなど、提供できるサービスの種類やレベルはプライベートバンクによって異なります。事前にプライベートバンク担当者にサービス内容を確認してプライベートバンクをお選びください。

4. 最低預入金額について

基本的にプライベートバンクは2億円以上の最低預入金額から口座開設を受け付けていますが、詳細な設定は各プライベートバンクにより異なります。最低預入金額が大きいプライベートバンクが優れているということではありませんので、銀行ブランドなどに惑わされず、お客様の資産状況に見合ったプライベートバンクを選択することが大切です。

当社の元プライベートバンカーがお客様の希望に合わせてプライベートバンクをご案内致します。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください。

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