香港での広告とPR(広報)について
香港のターゲット(地域、年齢、言語、人種など)に最適となる広告やPR(広報)の配信をサポートします。配信可能な媒体は、インターネット、交通機関、雑誌やTVなど多岐に渡るため、目的が達成できる効果の高い広告やPRを優先的にご提案いたします。広告やPRに関する基本的な考え方は、香港も日本も変わりませんので理解しておくと便利です。
目次
香港での広告とPR(広報)の違いや基礎知識
広告やPR(広報)の基本的な考え方は香港も日本も同じであり、消費者に対して商品やサービスを知ってもらうための宣伝活動のことになります。広告とは、各メディアが提供している広告枠を購入して広告枠に自社の商品やサービスを表示させて、配信タイミングなどを自由に設定して情報やメッセージを配信する宣伝活動のことです。PRや広報とは、広告枠の購入ではなく各メディアに自社の商品やサービスの情報を提供して、メディア側に情報発信を促す宣伝活動のことをいいます。
広告とPR(広報)の違い
広告 | PR(広報) | |
---|---|---|
掲載費用 | 有料 | 基本無料 |
受け手に与える印象 | 主観的 | 客観的 |
編集権(情報の決定権) | 企業にある | メディアにある |
受け手の信頼度 | PRに比べて低い | 媒体の信頼度に準ずる |
掲載先 | 広告枠 | メディア枠 |
広告とPR(広報)のサービス費用と配信の流れ
香港内での広告とPR(広報)の配信サポートを幅広く取り扱っています。お客様によってアピールしたい商品やサービスは千差万別であるため、専門家スタッフが詳細なヒアリングをおこない、目標や予算などの決定内容に合わせたカスタムメイドのプランニングをご案内します。また、活用媒体にもよりますが配信後の効果測定にも対応しています。
広告とPR(広報)のサービス内容と費用
費用 | ご要望や予算に応じ、お見積り・ご提案を致します。 | 取扱い媒体 | インターネット(リスティング、SNS、動画、メディアなど) / 交通広告(電車、バス、タクシー、トラムなど) / 看板(屋上、壁面、突き出しなど) / 郵便(ポスティング) / テレビやラジオ / 雑誌やフリーペーパー / 新聞 / イベント(商業施設、展示会など) / メッセージ配信(SMS、WhatsApp、LINE、メルマガなど) |
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サービス内容 | 広告の場合 PR(広報)の場合 顧問契約 / メディア運営代行 / 効果測定 / デザイン制作 / 文章作成など |
広告とPR(広報)の配信から完了までの流れ
- メールやお電話で広告やPRに関するお問合せをいただきます。
- ご要望や予算に応じて、目的が達成できるご提案をいたします。
- 配信媒体や実行内容を決定した後、費用をお振込みいただきます。
- 入金確認後、広告やPRの施策を実行いたします。
香港の代表的な広告・PR媒体の概要説明
インターネット媒体(SNS、動画、リスティング広告)
香港のインターネット広告の中心は、Google(グルーグル)が提供するリスティング広告、Facebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)、Youtube(ユーチューブ)などが提供するSNS広告となります。2020年頃からSNSで活躍するインフルエンサーも増えてきました。
インターネット広告は、「年齢、性別、パソコン、スマホ」などのターゲットが絞りやすく、予算に合わせた広告配信をおこなえるメリットがあります。広告の課金方法についても、ユーザーによる広告クリックで課金されるクリック課金(CPC)、広告の表示回数で課金されていくインプレッション課金(CPM)など様々あります。またインターネット広告は、広告配信後の効果測定が容易であるため、効果を検証しながら効率の良い広告配信をカスタマイズしていくことができます。当社では広告画像や広告動画、ランディングページなどの作成もお手伝いできます。KOL(Key Opinion Leader)やインフルエンサーの活用
Instagram(インスタグラム)やYoutube(ユーチューブ)で活躍するKOL(Key Opinion Leader)やインフルエンサーと呼ばれる人物にアプローチをおこない、広告やPR配信を依頼するマーケティング施策がサービス宣伝をおこなう上で必要不可欠となりました。香港にはモデルやタレントなどの有名人、料理人などの特定領域で発信をおこなうKOLが沢山いますので、ターゲットに合わせたアプローチをおこなえば大きな効果を発揮します。KOLは消費者目線で商品やサービス紹介するため、消費者からの支持が得やすく投稿の信頼度も高いと印象付けることができるため、爆発的に認知度が上がり人気がでたり、販売数が増えたりすることが珍しくありません。SMS配信とメッセージアプリ(WhatsApp、WeChat、LINE)
香港はSMSやWhatsAppの活用機会が多く、顧客への情報案内やセールスプロモーションは、SMSやメッセージアプリを通じて案内することが一般的です。SMSやWhatsAppは顧客の電話番号が分かれば配信することができ、開封率がとても高いため、最近ではメールマガジンの需要が減り、SMSやメッセージアプリを使った情報発信が主流になってきています。また、中国大陸のメッセージアプリはWeChatの利用がほとんどであるため、ターゲット顧客やサービス内容に応じてWeChatを活用する企業も増えています。なお、香港ではLINE(ライン)の利用率がとても低いため、顧客への情報案内やセールスプロモーションで活用されることは殆どありません。マスメディア(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)
マスメディアを活用した広告やPRは香港でもオーソドックスな宣伝手法になります。新聞や雑誌、テレビやラジオを活用した広告やPRでは「ビジネス、グルメ、ファッション、旅行」などから相性の良いメディア媒体を選定してから宣伝をおこなうと効果が高まります。PRではメディア媒体に対して自社サービスを取り上げて貰えるようアプローチをするのが王道の営業手法となります。香港は日本に比べてメディア媒体が少ないためメディア選定がしやすいといえます。また、近年ではマスメディアとインターネット媒体を組み合わせた配信も主流となっています。交通広告(電車、バス、タクシー、トラムなど)
地下鉄MTR、2階建てバス、トラム、タクシーなどの交通広告は香港で常に注目されている広告媒体です。バスやトラムなどの車体全体に商品広告のフィルムを貼り付けるラッピング広告がとくに人気で、ターゲットエリアを移動している市民や観光客などに商品のアプローチをおこなうことができます。香港生活者の導線上に交通広告を出した場合には市民らに繰り返し商品訴求ができます。バスやトラムなどの車体だけでなく駅などの構内にも広告枠が用意されていますので、希望の広告枠を購入して広告掲載をおこなうこともできます。当社にご相談いただければ業種や目的に応じた適切な広告をご提案します。展示会や催事などのイベントへの参加
展示会や催事などのイベントに参加することで、サービス認知のための広告やPRの効果が期待できます。展示会は主催者にブース出展費用を支払えば参加することができ、商品展示をしたりビラ配布をおこないながら商品プロモーションや見込み客の獲得を狙っていきます。催事も同様にショッピングモールなどに催事スペース費用を支払い、小さなスペースを借りてイベントをしたり、食品の場合はSOGO(そごう)やYATA(一田)などのデパートやスーパーマーケットが用意するスペース内で商品訴求を実行していきます。展示会や催事などのイベントをおこなう場合には、自社のFacebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)などのSNSアカウントと連動させてインターネット上での告知や拡散効果を狙っていくことも重要になります。