香港での人材募集から採用までの流れ
人材紹介会社を活用した場合
企業が人材紹介会社を活用して人材募集をおこない、応募から採用となるまでの基本的な流れを以下にご案内しますが、人材紹介会社を活用すると担当者が企業につきますので詳細は担当者にお尋ねください。
1.人材紹介会社に人材募集の依頼をおこなう。
人材募集の依頼は、人材紹介会社ホームページ、電話、メールなどでおこないます。2.企業情報や応募条件を整理して人材紹介会社に連絡。
企業情報や応募条件を連絡すると、担当者から応募内容のヒアリングがおこなわれます。3.求職者からの履歴書が届いた場合、面接の有無を判断する。
応募条件に当てはまる人材の書類審査をおこない、面接したい場合は担当者に連絡をする。4.応募者との面接をおこなう。
応募者との面接をおこなった結果や感想を人材会社の担当者に報告をする。5.採用者の決定後、本人または人材紹介会社に内定を通知する。
給与、手当、役割、勤務開始日などの雇用条件を採用者または人材紹介会社に連絡する。6.雇用主と採用者が雇用契約書にサインをして採用が決定。
採用者の入社手続きやアフターフォローを人材紹介会社がおこなってくれることがあります。7.雇用主は人材紹介会社に紹介手数料を支払う。
人材紹介会社との契約は成果報酬が基本であるため人材採用した際には手数料を支払います。香港の大手求人サイトを活用した場合
香港の大手求人サイトである「JobsDB」を活用して人材募集をおこなった場合の応募から採用までの基本的な流れを以下にご案内します。大手求人サイトを活用すると低価格で多くの求職者からの応募がありますが、求人内容を確認せずに応募する求職者も多いことを理解しておくと良いでしょう。
1.大手求人サイト「JobsDB」に広告費用を支払う。
JobsDBに広告費を支払うことで求人情報をサイト上に掲載することが可能になります。2.企業情報や応募条件を整理して求人情報を投稿。
英語と中国語での求人投稿が基本ですが、日本語人材を求める場合は日本語を併記すると効果的です。3.登録メールアドレスに応募者から履歴書が届く。
応募者から届いた履歴書を確認し、興味のある応募者に連絡をして面接日を決定します。4.候補者との面接をおこないます。
候補者との面接は企業が直接おこないます。求人サイトが間に入ることはありません。5.採用者の決定後、本人に内定を通知する。
給与、手当、役割、勤務開始日などの雇用条件を採用者に連絡する。6.雇用主と採用者が雇用契約書にサインをして採用が決定。
採用者の入社手続きやアフターフォローは採用企業がおこなってください。政府系の人材サービスを活用した場合
香港政府の労働局は「iES(Interactive Employment Service)」という日本のハローワークにあたる人材紹介サービスを無償で提供しています。人材募集をおこなった場合の応募から採用までの基本的な流れを以下にご案内します。iESを利用するためにはBR(事業・商業登記証)が必要となります。
1.企業情報や応募条件を整理して求人情報を投稿。
英語と中国語での求人投稿が基本ですが、日本語人材を求める場合は日本語を併記すると効果的です。2.登録メールアドレスに応募者から履歴書が届く。
応募者から届いた履歴書を確認し、興味のある応募者に連絡をして面接日を決定します。3.候補者との面接をおこないます。
候補者との面接は企業が直接おこないます。香港政府の関係者が間に入ることはありません。4.採用者の決定後、本人に内定を通知する。
給与、手当、役割、勤務開始日などの雇用条件を採用者に連絡する。5.雇用主と採用者が雇用契約書にサインをして採用が決定。
採用者の入社手続きやアフターフォローは採用企業がおこなってください。当社ではiESへの求人投稿のサポートをおこなっていますので必要に合わせてお問い合わせください。
人材に関することでお困りごとがあれば当社までお気軽にご連絡ください。採用企業にはご希望に沿った人材を紹介し、求職者には最適な企業とのマッチングをサポートいたします。