香港故宮文化博物館で「凝視三星堆-四川考古新發現」が開催
2023年9月27日~2024年1月8日の期間、香港故宮文化博物館で「凝視三星堆-四川考古新發現(三星堆を見つめる-四川考古学の新発見)」が開催されます。三星堆(さんせいたい)とは三星堆遺跡と呼ばれる古代中国の遺跡の一つで、紀元前2800年~紀元前1100年に栄えた文明と考えられています。
展示会場では、2600年~4500年前の青銅器、玉製の器、金製の器、土器などの貴重な120点が展示され、23点が中国の国家一級文物に指定されています。また2020年以降に発掘された出土品も展示され四川省以外では初公開となるようです。
展示物には、三星堆遺跡で特徴的な大きな目鼻立ちの青銅製の「大面具(大きなお面)」、2021年に出土された金製の「面具(お面)」などがあります。そして過去最大の発見と呼ばれる2022年に出土した青銅製の「大神獣」も展示されます。大神獣は長さ・高さ共に約1mあり、神獣はがっしりとした体躯、全身に円と線状の模様、胸元には「神の木」の文様が刻まれ、神獣の頭上には人が直立しているデザインとなっています。
展示会場は4つのテーマ「芸術の世界」「都市生活」「精神の信仰」「三星堆文化の起源」に分かれそれぞれの歴史を楽しむことができます。
凝視三星堆-四川考古新發現
開催期間:2023年9月27日~2024年1月8日まで
開放時間:
・月、水、木曜及び日曜:午前10時~午後6時まで
・金、土及び祝日:午前10時~午後8時まで
・火曜日(祝日除く):休館日
住所:West Kowloon Cultural District, 8 Museum Drive, Kowloon
チケット:
一般チケット:大人50香港ドル / 子供(7~11歳)、学生、60歳以上の年長者等:25香港ドル※9月27日より60香港ドル・30香港ドルへ値上げ
特別展チケット:大人150香港ドル / 子供(7~11歳)、学生、60歳以上の年長者等:子供75香港ドル ※ 6歳以下は無料
ウェブサイト:https://www.hkpm.org.hk/en/exhibition/gazing-at-sanxingdui-new-archaeological-discoveries-in-sichuan