法人の銀行口座開設は必ず成功しますか?

香港会社の銀行口座開設は、オフショア法人や個人の銀行口座開設に比べると容易ですが、香港での法人口座開設の難易度は年々上がっています。当社に口座開設サポートをご依頼いただいたお客様においては法人口座開設が100%成功できていますが、法人口座開設が必ず成功するという保証は致しかねます。

香港の銀行は、口座管理者となる役員や株主が英語もしくは中国語を話せるかをチェックします。英語や中国語が苦手な方やできない方は、銀行員との言葉の意思疎通ができるように事前準備をしておくことが良いでしょう。英語や中国語が苦手な場合は当社の銀行口座開設サポートをご利用ください。

言葉のコミュニケーションの他にも、会社の事業内容、取引先、取引通貨、取引件数、売上予想などの会社運営に関連する質問が銀行員によりおこなれます。口座申請者の回答を元に、銀行側が総合的な判断をして銀行口座開設の可否を決定していきますので事前準備は大切となります。

また、法人口座申請時には、香港会社の役員になっているもの全員が銀行員とのインタビューに同席しなくてはなりません。株主については各銀行により同席が求められる場合と、求められない場合があります。

過去においてはHSBC銀行や恒生銀行が法人口座開設が簡単であるとされていましたが、現在は香港IDの保持者でない限りは法人口座開設が難しい銀行に位置付けられています。そのため当社では、香港IDを持たない方へは、お客様の会社状況に合わせて当社が最適と考える香港の銀行を案内しています。

なお、香港の銀行は口座開設時に口座開設手数料を徴収するのが一般的です。この手数料はお客様が銀行側に直接支払う手数料となります。法人口座開設ページに詳しく記載していますので是非ご覧ください。

最後に、ビジネス内容がライセンスを必要とする場合、口座開設申請をする香港の銀行へライセンス提示が必要です。ライセンスを提示できない場合は口座開設が拒否される可能性が高くなります。アダルトコンテンツやオンラインカジノなどのギャンブルに関連するビジネスも法人口座開設が難しい業種となります。

法人口座開設でお悩みの場合は是非とも当社にご相談ください。御社にとって最適な香港の銀行をご案内いたします。

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