香港のカンパニーチョップ(会社印鑑)を詳しく解説
カンパニーチョップとは、会社の印鑑のことであり「丸型ゴム印、角形ゴム印、コモンシール(鋼印)」の3つが香港で一般的に使用されている会社の印鑑になります。このページではカンパニーチョップの種類とその使い方などを詳しく解説していきます。香港でカンパニーチョップを作成できる印鑑作成店のエリアもご紹介します。
カンパニーチョップ(会社印鑑)とは

カンパニーチョップとは、会社印鑑のことであり「丸型ゴム印、角形ゴム印、コモンシール(鋼印)」の3つが香港で一般的に使用されている会社印になります。香港では2014年に新会社条例が施行されてから、契約書の締結や株券等の証書を発行する際に使用していたコモンシールの捺印が不要となったため、香港でコモンシールを使用するケースがほとんどなくなりました。また、香港には日本の印鑑証明のように印鑑を公的に登録するような手続きがないため、取締役の権限によってどのように会社印を使用するかを決定するルールとなっています。
世界的にみるとハンコ文化が残っているのは日本と台湾のみとなっており、ほとんどの国はサイン文化となります。そのため、カンパニーチョップを求める国は少なくなりましたが、カンパニーチョップを捺印することにより、会社名が明確になったり、一定の信頼感を与えるため、カンパニーチョップを準備することは重要であると考えます。当社で会社設立をサポートさせていただいた企業へは、カンパニーチョップを作成してお渡ししています。カンパニーチョップの種類と使用用途
丸型ゴム印

角型ゴム印

コモンシール(鋼印)

カンパニーチョップを作る方法

カンパニーチョップは香港の印鑑屋で作成することができます。通常は1~3日程度で完成します。店舗によって最短数時間で作成してくれるところもあります。
安く手軽に作りたいのであれば、香港の上環(ションワン)にある文華里(Man Wa Lane)という場所が便利です。ここは通称ハンコ街と呼ばれるほど印鑑屋が軒を連ねています。お店によって素材や種類も様々ですので、いくつかの店舗をのぞいてみるのもおすすめです。
カンパニーチョップの作成をお求めの方はお気軽にお問い合わせください。なお、当社で香港会社の設立をサポートさせて頂いた方へは、上記に説明をした3つのカンパニーチョップの作成をしてお渡ししております。
当社に会社設立をご依頼いただくと、カンパニーチョップの使い方などを含めて、会社運営に関連する必要な書類や手続きに関するサポートをワンストップでおこないます。ご不明な点などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。