全人代、香港の選挙制度変更を決定

更新日:2021年03月12日
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選挙制度変更

本日は、中国の全人代(国会)が香港の選挙制度変更を決定したこと。フェイスブックが香港との海底ケーブル接続撤退を決定したこと。新型コロナウイルスに関連するニュースをお伝えします。

■全人代、香港の選挙制度変更を決定
中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が、香港の選挙制度の変更を決定しました。習近平指導部は「愛国者による香港の統治」を実現すると主張し、制度の詳細は今後開かれる全人代の常務委員会で決定する予定となっています。

この決定に対して香港内では、間接選挙で行政長官を選出する選挙委員会のメンバーが1,200人から1,500人に増員されること。立法会議員の定数を70人から90人に増員されること。新たに資格審査委員会を設置し候補者の立候補資格を審査されることが大きく報じられています。

香港のキャリー・ラム行政長官は「香港の民主が後退するわけではない。愛国者による香港統治の原則が完全に導入され、現状の選挙制度の穴が塞がれることで、ここ数年の香港の政治問題が解決でき、無謀な動きや内部分裂を効率よく処理できる。外国の政治家が論争を起こすのは分かっているが、外国が干渉することではない」と話しています。

■FBが香港との海底ケーブル接続撤退
フェイスブック社が2018年に工事許可を取得していた、カリフォルニアと香港を直接つなぐ通信用海底ケーブルの敷設計画ですが、米政府の懸念に基づき撤退を決定したことを発表しました。3月9日に米連邦通信委員会へ海底ケーブル敷設計画を取り下げる文書を正式に提出したようです。

< 香港の新型コロナウイルスの感染状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日22人、感染者合計は11,151人、退院者合計は10,694人、死者合計は203人となっています。西營盤(サイインプン)のスポーツジムに関連したコロナ感染者が50人を超えたため、すべてのスポーツジムでマスク着用が義務付けられました。また、ワクチン接種後の死亡者も1人増え計4人となり、早ければ本日中に深刻な糖尿病や心臓病患者などにワクチン接種を控えさせるガイドラインが発表されます。