カナダ、初の香港人難民を受け入れ

更新日:2020年10月08日
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香港人政治難民

本日は、カナダが初めて香港人難民を受け入れられたこと、香港の新型コロナウイルス感染者数が2~3週間で3桁になる可能性があると専門家が話していることが話題です。

■カナダ、初の香港人難民を受け入れ
カナダのイミグレーションが9月に香港人を政治難民として受け入れました。カナダメディア「The Globe and Mail」によると、政治難民として受け入れたのは2019年12月にカナダに入国した30代前半の香港人夫婦で、香港内でのデモに積極的に参加し、中国当局による拘束や香港警察による家宅捜索の経験がある人物であるとのこと。カナダ側の難民受け入れ条件は、国連の難民条約に基づき、人種、宗教、政治的意見などの理由で、自国にいると迫害を受けるために他国に逃れた人々であり、カナダは香港の民主活動家を難民として受け入れ始めたとメディアが伝えています。

■新型コロナ感染者数が3桁になる可能性
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日11人、感染者合計は5,144人、退院者合計は4,885人、死者合計は105人となっています。

昨日の新規感染者のうち1人は将軍澳の中学校(迦密主恩中学)の生徒で、迦密主恩中学は消毒のため2日間閉鎖となりました。他には香港浸会大学の学生、尖沙咀のバーChina Secretの利用客、旺角の薬局店員などの感染が確認されました。バーや薬局での感染は集団感染につながる恐れがあるとのことで、呼吸器系専門医の梁子超は「2、3週間で1日の感染者数が3桁になる可能性もある」と話しています。

なお、その他のコロナ関連ニュースでは、香港のコロナ対策を主導するチームのメンバーで日本生まれの医師、伝染病予防専門家の福田敬二さんが、2016年から勤めていた香港大学で契約の延長をされなかったと報じられています。香港大学側は「契約更新は本人の学業成績と大学の発展に基づいて決めている」としています。この件について香港中文大学の許樹昌教授は「香港に影響がある」とコメントしています。