行政長官が香港の三権分立にコメント

更新日:2020年09月02日
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三権分立

昨日、香港政府トップのキャリー・ラム行政長官が記者会見で「香港に三権分立はないが、司法の独立や行政の明確な役割分担はある」とコメントしたことを香港メディアSCMPが伝えました。

記者会見の中で、キャリー・ラム行政長官は「多くの人が、行政長官は香港政府だけのトップであると勘違いしているが、実際に私は香港政府のトップでもあり香港のトップでもある。基本法第48条のもと、行政機関だけを管理するのではなく、行政長官は全ての裁判所の裁判官を任命あるいは罷免(辞めさせる)力があり、立法会の収入・支出に関する動きを承認する力もある。行政、立法、司法の三つの機関が相互に協力しバランスを取るが、三つの機関は最終的には行政長官を通じて中国政府に説明責任を負う」と説明しました。

また、先月に学校の教科書から三権分立の記述が削除された件についても、キャリー・ラム行政長官は「例えば一般教養のような重要な科目を教える際は、正確な教材が必要だ」と話しており、削除に賛同した教育局局長を全面的に支持することを表明しています。

< 新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者は昨日12人、感染者合計は4,823人、退院者合計は4,380人、死者合計は90人となっています。