飲食店2,000~3,000軒が倒産危機

更新日:2020年07月30日
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香港GDP

香港内の新型コロナウイルス新規感染者は昨日118人増え、感染者合計は3,003人、退院者合計は1,591人、死者合計は24人となっており、病院ベッドの不足により自宅待機の感染者が増えていることも問題となっています。本日はその他の注目ニュース3つ、「4~6月のGDPが9%減」、「飲食店2,000~3,000軒が倒産危機」、「国安法、現場以外で初となる逮捕」を以下にお伝えします。

■4~6月のGDPが9%減
香港政府の統計局が4~6月(第2四半期)のGDP速報値を、前年同期比9.0%減、4四半期連続のマイナス成長となったことを発表しました。また、1~3月のGDPは9.1%減で1974年の統計開始以来で最悪でした。

オーストラリア・ニュージーランド銀行グループの経済学者レイモンド・ヨング氏は「香港はヒトとモノの流れに依存する国際ハブであり、観光業界とイベント業界で大幅なマイナス成長となっている。7月に新型コロナ感染が再び増え政府による制限が始まったため、第3四半期の見通しも非常に厳しい」とコメントをしています。

■飲食店2,000~3,000軒が倒産危機
香港餐務管理協會(ケータリング管理協会)の楊会長が、「店内飲食禁止により、テイクアウトを提供しない中華料理店の経営が厳しい。9月は結婚式の宴会の繁忙期であるが、新型コロナウイルスの影響でキャンセルが増えれば大きな損失となる。2,000~3,000軒が倒産する」と話しました。

■国安法、現場以外で初となる逮捕
昨日、香港内で活動を停止していた香港独立派の学生団体「学生動源」の中心メンバー4人が香港国家安全維持法(国安法)違反、国家分裂扇動罪の疑いで逮捕されました。逮捕された4人は16~21歳の男女となります。

香港メディアSCMPは、6月30日に国安法が施行されてから、抗議活動の現場以外で警察の内偵捜査に基づき同法が適用されたのは初めてだと伝えています。香港警察に新たに設置された国家安全課の李桂華は「学生動源は最近ソーシャルメディア上で香港独立を提唱する組織の設立を発表していた」と説明したようです。