民主活動家の書籍が図書館で閲覧不可

更新日:2020年07月06日
LINEで送る
Pocket

図書館

香港国家安全維持法(国安法)が施行されてから、有名な民主活動家の書籍が図書館から閲覧や貸し出しができなくなっているようです。本日はその他、国安法に関する話題と、1万香港ドルの支給が本日より開始したこと、新型コロナ対策による各制限の現状と感染情報を合わせてお伝えします。

■民主活動家の書籍が図書館で閲覧不可
有名な民主活動家の書籍が、香港の公立図書館で閲覧や貸し出しができなくなっているとBBC、Wall Street Journal、SCMPなどのメディアが伝えています。代表的な作者には「雨傘革命の学生リーダー黄之鋒」、「民主派議員の陳淑荘」、「香港城邦論シリーズで知られる陳云根」がおり、9作品が対象になっているとのこと。

香港メディアSCMPが図書館スタッフに停止理由を質問したところ、図書館スタッフから「香港当局は、これらの本が新しい法に違反していないか確認中で、貸し出しができない」との回答があったがあったようです。

■全人代、1年は国安法の変更はないだろう
昨日、中国の全国人民代表大会(国会)のメンバー譚耀宗(たん・ようそう)が、「必要があれば国安法に変更を加える権利は全人代にある」と強調したうえで、今後1年間は新しい内容を追加することはなさそうだと述べました。

■1万香港ドルの支給が本日より開始
香港政府による10,000香港ドルの支給が予定より2日早く、本日から開始されました。オンライン申請をおこなった方から優先的に、2~3日かけて銀行振り込みがおこなわれます。紙の申請用紙で申請をおこなった人は今月末か8月の支給になるようです。現時点で、約576万人が申請を済ませており、うち430万人がオンライン申請を完了したとのこと。香港政府の陳茂波(ポール・チャン)財政長官は、人々が外出しお金を使うことを期待していると話しています。

■香港政府による制限(6月30日更新)
・集会人数を50人までとする制限措置:7月16日(木)まで
・中国、マカオ、台湾から帰った香港居住者の14日間隔離:8月7日(金)まで延長
・海外から帰国した香港居住者の14日間隔離:9月18日(金)まで

<香港の新型コロナウイルスの状況>
香港内の新型コロナウイルスの感染者は、金曜に5人、土曜に11人、日曜に10人増え合計1,268人、退院者は1,156人。主に海外からの帰国者ですが、海外渡航歴のない2人の感染も確認され、1人は彩虹(チョイフン)の麺&お粥店で働く59歳男性、もう1人は長沙湾(チョンサーワン)の私立クリニックで働く41歳女性とのことです。