明日は「逃亡犯条例」大規模デモから1年

更新日:2020年06月08日
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逃亡犯条例1年

明日は「逃亡犯条例」大規模デモから1年となり、抗議活動のスケジュールが発表される可能性がありますのでご注意ください。その他、本日は、香港政府の助成金や、上場企業の管理職は中国香港間の検疫が免除となることが話題となっていますのでそれぞれお伝えします。

■明日は「逃亡犯条例」大規模デモから1年
明日は2019年6月9日に「逃亡犯条例」の大規模デモ(主催者発表で100万人以上)が始まってから1年となります。ネット上では何らかの抗議活動のスケジュールが発表される可能性があるという書き込みがあります。昨日は尖沙咀(チムサーチョイ)のスターフェリー乗り場で香港独立を主張する団体「學生動源(Studentlocalism)」により、抗議活動の再開を呼びかける姿がみられました。

■10,000香港ドル支給、6月21日から受付
先ほど、香港政府の陳茂波(ポール・チャン)財政長官が、18歳以上の香港永久居民に10,000香港ドルを支給する計画について、申請を6月21日~12月31日の期間で受け付けることを発表しました。10,000香港ドルの受取は7月8日以降となるようです。

申請方法は銀行経由でオンライン申請または銀行での申請書提出となり、受け取りの際に銀行口座を持っていない人は郵便で小切手を受け取ることができるようです。主要銀行のホームページで申請フォームなどがアップデートされましたら皆様にお伝えします。また、受け取ったお金は香港経済のために消費することが呼び掛けられています。

■銀行や航空会社、雇用支援の助成金は申請しない
香港政府は、従業員給与の50%を6ヶ月間助成する「雇用支援スキーム(ESS・保就業計劃)」の申請受付を6月14日(日)までの期間でおこなっていますが、HSBCやハンセンなどの多くの銀行が申請をしない方針を示しています。キャセイパシフィックや香港エクスプレスなどの航空会社も申請は未定であるようです。(香港メディア星島)

立法会議員の陳振英は「銀行は他の業界と比べて新型コロナウイルスによる損失が小さかったこともあり、ほとんどの銀行が援助を他の企業に回したいと考えている」と伝えています。

なお、申請開始となった5月25日から現在までに、対象者となる27万人の企業の雇用主のうち14万人と、自営業者で対象となる21万5千人のうち17万人が申請をおこなっていることが分かっています。

■上場企業の管理職、中国香港間の検疫免除
本日より、以下のハンセン指数に組み込まれている480社の管理職は、ビジネス目的で申請すれば中国香港間の出入境での14日間検疫が免除されます。

・Hang Seng Index
・Hang Seng China Enterprises Index
・Hang Seng Composite LargeCap Index
・Hang Seng Composite MidCap Index
・Hang Seng Composite SmallCap Index

<香港の新型コロナウイルスの状況>
香港内の新型コロナウイルスの感染者は、金曜日の当社ニュースから現在までに7人増え1,106人、退院者は1,049人。新たに感染が確認された7人は全て海外(インド、英国、パキスタン、フィリピン)からの帰国者となっています。