香港政府、3つの制限を延長

更新日:2020年06月03日
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国家安全法

本日は、新型コロナウイルスに関する制限措置の延長と、国家安全法に関するキャリーラム行政長官の発言等に注目が集まっています。

また、香港内の新型コロナウイルスの感染者は、昨日から6人増え1,093人、退院者は1,038人。新たに感染が確認された6人のうち4人は沙田(シャーティン)の同じ建物「瀝源邨」の住人であることが分かっています。

■香港政府、3つの制限を延長
・集会人数を8人までとする制限措置:6月18日(木)まで延長
・中国、マカオ、台湾から帰った香港居住者の14日間隔離:7月7日(火)まで延長
・海外から帰国した香港居住者の14日間隔離:9月18日(金)まで延長

■キャリーラムが米国は二重基準だと批判
キャリーラム行政長官は昨日、「米国はダブルスタンダード(二重基準)を用いている。香港と同様の混乱に対して地方政府がどのような立場をとったか目を向けるべき」と批判。

米国では現在、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警察官に首を押さえつけられ死亡した事件をめぐり抗議活動が全土に拡大しています。一部で略奪や破壊行為が発生し、警察が催涙ガスやゴム弾を使用、トランプ大統領が軍の動員を警告するに至っています。

また、香港国家安全法の導入決定を受けて米国が香港の優遇措置を停止する方針を発表した件について、キャリーラム行政長官は「米国や外国が香港に制裁を科せば、自国の利益を損なうことになる」と批判しています。

キャリーラム行政長官は本日北京を訪問し、国家安全法の制定について全人代常務委員会で意見聴取を受ける予定です。テレサ・チェン司法長官、治安部門トップのジョン・リー保安局長、警察トップのクリス・タン警務処長も同行するとのことです。